津賀一宏の名言|自ら殻に閉じこもる部分があったのではないかという反省

これまでのパナソニックには、「立派な会社」「よい会社」という意識が強すぎ、その結果、自ら殻に閉じこもる部分があったのではないか、という反省があります。例えば、事業ひとつをとっても、「これは自分たちがやる領域ではない」と勝手に考えていた部分がありました。

津賀一宏 の経歴

津賀一宏、つが・かずひろ。日本の経営者。パナソニック社長。大阪出身。大阪大学基礎工学部生物工学科卒業後、松下電器産業(のちのパナソニック)に入社。カリフォルニア大学サンタバーバラ校コンピュータサイエンス学科修士課程修了。松下電器マルチメディア開発センター所次長・所長、パナソニックAVC社AVネットワーク事業グループAVCモバイル・サーバ開発センター所長、役員デジタルネットワーク・ソフトウェア技術担当、海外研究所担当、デジタルネットワーク事業戦略室担当、常務役員、オートモーティブシステムズ社社長、パナソニック専務などを経て社長に就任。

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小学校5年生のとき、先生が歴史の授業でヤマタノオロチとスサノオノミコトの神話にある背景を、説明してくれました。歴史とはリアリズム、実生活を見ることだと教わりました。その教えは今につながります。僕の歴史小説は歴史を借りた現代小説。織田信長や徳川家康が今生きていたら、どうするかをつづったものです。ITや飛行機、新幹線もない時代のことをそのまま書いても役に立つわけがない(笑)。

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