大前研一の名言|問題解決のための論理的思考を血肉化することが大切

「大前さんはどうしてそんな新しいアイデアが出てくるんですか」とよく聞かれるが、自分では「新しいものを生み出している」という意識はほとんどない。私の場合、何か閃いて新しい発想を得るわけではない。自分目身に質問を投げかけて、それを解くための具体的なフレームワークを作り、それに沿って端的かつしつこく、頭の中で問題解決法を構成して出てくるものにすぎない。問題解決のための論理的思考を血肉になるまでとことん鍛練した結果、どんな物事や現象を見ても、すぐに解決方法が見つかるようになった。これは後天的なものである。

大前研一 の経歴

大前研一、おおまえ・けんいち。日本の経営コンサルタント、経済評論家。福岡県出身。早稲田大学理工学部卒、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科博士課程で工学博士号取得。日立製作所に入社し、高速増殖炉の設計に携わる。2年後米国マッキンゼーに移り、日本支社長、アジア太平洋支局長、日本法人会長などを務めたのち独立。経営コンサルタント、ビジネス・ブレークスルー大学学長、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教授などを務めた。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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私は、どんなに時間がかかっても、人は変われると信じています。「いつかは、できる人になれる」と言い聞かせ、それに向かって決断を積み重ねること。変わることを諦めるのは、もったいないことだと思います。

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まず交流することから始めないと、話し合いも始まらない。そういう意味でもスポーツ交流というのは重要だし、私の場合はキャラクターのおかげというのがあります。やっぱりモハメド・アリとの対戦が大きかったですね。キューバのカストロ首相をはじめ、世界各国の首脳は私のことを知ってくれてましたから。

普通は海外に進出すると、その国のエージェントを買収するのですが、我々はそういうことはしないんです。私自身が世界を回って、肌で感じたことを仕事にしていく、というやり方です。

ヨーロッパの金融業はまずコーポレート・ガバナンスありきです。当局の姿勢は非常に厳しい。単に役員が経営をどう見ているかという観点だけでなく、社員がどういう組織ルールに基づいて行動しているかを問われます。たとえば業務上のことでも、日本では社員が平気で部長を飛び越えて役員に話しかけます。それはご法度です。それもコーポレート・ガバナンス的な組織運営がきちんとなされていないことになるのです。

おのれの友のうちに、おのれの最善の敵を持つべきである。君が友に敵対するとき、君の心は彼に最も近付いているのでなければならない。

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手伝えることはないかと、周囲にこまめに声をかける。共同スペースの整頓をする。一見小さく思える行動ですが、案外、人は見ているものです。「よく気がつく人」という印象を抱いてもらえるでしょう。

未知の領域で挑戦するからこそ、失敗の確率が高いのは当たり前で、サイコロを振るような話と同じです。勝率は低いと認識しながら挑戦し、失敗しても自分なりに完了して、次の挑戦に向かえる人。それが、挫けない人なのだと思う。

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