大前研一の名言|コンサルティングの基本

私のコンサルティングの基本は「自分が社長だったらどうするか」である。現場に足しげく通って綿密なフィールドインタビューを繰り返し、経営トップが知りえないような情報をかき集めて、問題点の背景にある原因のさらにまたその原因や課題を炎り出していく。そして自分が経営トップならどう対処するかを客観的に判断して、具体的でわかりやすい提言をひとつにまとめていく。そうやって経営者にアドバイスすれば、私も経営者もお互い悔いが残らない。結果として、そのアドバイスが間違っていたとしても、「あなたは本当に私のために、私に代わっていろいろ考えてくれた。私もそれに基づいて決断した」と相手側も納得してくれるからだ。

大前研一 の経歴

大前研一、おおまえ・けんいち。日本の経営コンサルタント、経済評論家。福岡県出身。早稲田大学理工学部卒、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科博士課程で工学博士号取得。日立製作所に入社し、高速増殖炉の設計に携わる。2年後米国マッキンゼーに移り、日本支社長、アジア太平洋支局長、日本法人会長などを務めたのち独立。経営コンサルタント、ビジネス・ブレークスルー大学学長、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教授などを務めた。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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現場ではいろんな問題が起きます。これまでは何かが起こってから「さあどうしょう」と議論していた。それが、設備にセンサーなどを付けることで、故障や品質不良が起こる前に分かるようになります。すると現場の知恵でカイゼン活動ができ、止まらないラインができるわけです。

成功の確率を少しでも上げられるよう、選手にアドバイスをすることもありますが、それがすぐに活きるということはまずありません。「監督のアドバイスで結果が出た」とスポーツ紙にはよく書いてありますが、実際には長く複雑なプロセスを経て結果が出ているんです。

社長とは完成形の存在ではありません。自分の考えを整理してくれるような人が身近にいた方がいい。

例えば、工場の単純労働をしている人が、工場のラインを設計し管理する側に回るくらいの猛勉強。それをこれからの、ビジネスマンはしないといけないのだと思います。

エクセレントな人間になるためにかかる時間は1分だ。今この瞬間から「エクセレントでない」ことは絶対にしないと自分自身に誓い、上司や周囲からどんなに圧力がかかっても、決して妥協しなければエクセレントになれる。

結局、映画、演劇、音楽などをたくさん観ることも自分の仕事。インプットの時間は今後も確保していかないといけない。これが最重要課題ですね。

稼ぐようになるには、自分で思考することが大切。他人の意見に安直に乗る人は、損したままの負け組からずっと抜け出せないでしょう。

一般論で語るのは難しいが、「自分は何によって生きていくのか」を考えたとき、幅広い人脈こそが宝物であることがわかるはずだ。

エーザイでは、分野ごとに13のユニットをつくりました。各ユニットの長は30代中盤から60近い人までいて、日本人は6人ですね。ベンチャー企業のように運営しています。ただ、このやり方の問題点は、組織が大きくなると威力が薄れることです。ユニットを率いるリーダーの数も十数人が多分限界だと思います。それ以上はだんだん質が低下します。たとえば大企業でそういうユニット編成が100ユニットあれば100人必要ですが、そんなにタレント(有能な人)がいるわけがない。それが、大企業が衰退する原因です。

コンビニはお祭りです。誰もが元気になれる店をつくりましょう。

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