中原淳の名言|別組織の人からの目線を知ることが大切

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職場に生き生きと働いている人、尊敬できる人が一人もいない、ということであれば、他部署、他社の気の置けない友人たちと会って「自分の仕事がこんなにつまらない」と話してみてはどうでしょう。「いや、君の仕事にはこんな意味があるよ」「俺の仕事はもっとひどいよ」などと、組織の外の人と話すことで、自分の仕事の意味を見直したり、「意外と悪くないかも」と思い直したりするものです。


中原淳 の経歴

中原淳、なかはら・じゅん。日本の教育学者。北海道出身。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。文部科学省大学共同利用機関メディア教育開発センター助手、東京大学大学総合教育研究センター講師、同助教授、同准教授、東京大学大学院学際情報学府准教授。主な著書に『企業内人材育成入門』『ダイアローグ 対話する組織』『ここからはじまる人材育成』『リフレクティブマネジャー』など。専門は職場学習論、人材発達支援論。

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私の研究室には、よく企業の人たちが訪ねてきて、戦略のプレゼンテーションをしてくれます。「こういう戦略をお前はどう思うか」というわけです。しかし、そのうちの8割ぐらいは、聞いていても、なぜ儲かるのかがさっぱりわからない。そうした人たちは、大切なことは一応全部決めてあります。けれども、それらのひとつひとつの要素がどのようにつながって、その結果、なぜ儲かるのか、儲けに至る動きや流れがさっぱりわからない。戦略が静止画の羅列になっていて、ストーリーになっていないのです。

いままで、私は当たり前のこととしてあまり意識してこなかったのですが、社員を大切にする、終身雇用は何としても守るということが大変重要だと痛感しています。当社は小さい会社だし、社員を大切にしないと良い人材に来てもらえない。海外に拠点を作るときも、人材難で苦しんだので、ごく自然に社員を大切にしてきましたが、いつの間にか世の中が変わってきました。私は日本の製造業が終身雇用をやめるメリットはほとんどないと思います。

悪い状況が起こる前にシミュレーションしておけば、そうなった時の動揺を抑えられる。

展開している業界は多岐にわたります。私自身がそれほど興味がないものも含まれます(笑)。なぜなら、これら事業の中には社員提案から事業化したものもたくさんあるからです。創業時から新規事業を生み出し続けるという目標を掲げて起業しましたので、社員にも「好きを仕事に」新規事業をどんどん生み出してほしいと強く考えています。

イノベーションというのは、シュンペーターが生んだ最大のコンセプトで、その本質はドイツ語で「ノイエ・コンビナチオーネン」、英語ならニュー・コンビネーション(新しき結合)です。ない物ねだりではなく、新しき結合がイノベーションの本質であって、それを「ドュルヒゼッツェン」する、つまり「断固としてやり通す」のです。ノイエ・コンビナチオーネンとドュルヒゼッツェン、この二つが生かされて初めてイノベーションができあがるわけです。

従来の組織形態では、いまの変化にとても対応できません。めまぐるしく変わる環境に対していかに適応するかが、当社だけでなくあらゆる企業に共通した課題と言えます。

一流選手というものは、ファンのみならず、チームメイトからも愛され信頼されています。才能だけが光っているような選手は自分の才能を活かす楽しさも、周りの才能を活かす大切さもよくわかっています。

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