中原淳の名言|「手っ取り早く取得できる資格」では差別化できない

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かなり前にある若いビジネスパーソンから「手っ取り早く取得できる資格を取って転機をはかりたい」と相談を受けました。しかしこれは論理矛盾です。端的に述べるならば、資格は「差別化のための記号」です。しかし、看護、医療といった高度な専門性を有する資格ならば話は別ですが、手っ取り早く取得できる資格は、ほかの誰にとっても取得が容易で、差別化の記号としては機能しない可能性があります。すなわち、この選択には、そもそも矛盾があるのです。


中原淳 の経歴

中原淳、なかはら・じゅん。日本の教育学者。北海道出身。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。文部科学省大学共同利用機関メディア教育開発センター助手、東京大学大学総合教育研究センター講師、同助教授、同准教授、東京大学大学院学際情報学府准教授。主な著書に『企業内人材育成入門』『ダイアローグ 対話する組織』『ここからはじまる人材育成』『リフレクティブマネジャー』など。専門は職場学習論、人材発達支援論。

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【覚書き|1994年に発生したペンティアム不良品出荷事件のときの発言。新製品に欠陥が見つかるも、社員が見てみぬふりをし出荷をしてしまい大クレームが発生した。当時CEOだったグローブは迅速に全品リコールを発表した】

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誠実な言葉を語り、自分のやるべきことを果たして正しく生きる人を、この世界は温かく包み込むでしょう。ですから、人の非難や妨害、お節介な口出しや余計なことでわき道にそれて、時間とエネルギーを無駄にしないことです。自分のエネルギーをパワーに変えて、やるべきことを充分にやり遂げましょう。人生は、シンプルで確かで、素晴らしいものです。あなたもそのことに、気づかずにはいられないでしょう。

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