上野和典の名言|キャッシュは常に潤沢に

バンダイは玩具を中心とするエンターテインメント企業なのですが、極端な話、売れないとゼロという世界です。もうダダでもいらないというときもあれば、100万個売れることもある。同じ費用をかけたとしても、そういうことが起こりうる。ギャンブル性が高いのです。ゼロになる可能性を頭に入れておくと、資金繰りもギリギリではできない。いざというときに非常に困るので、キャッシュは常に潤沢に持っている。

上野和典 の経歴

上野和典、うえの・かずのり。日本の経営者。玩具会社大手バンダイの社長。神奈川県生まれ。武蔵工業大学(現:東京都市大学)工学部卒業後、玩具メーカーのポピーに入社。ポピーがバンダイ吸収合併されバンダイに移る。自販キャンディ事業部、ライフ事業本部、キャラクター・トイ事業ゼネラルマネージャーなどを経て同社の社長に就任

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夢と価値観を共有することができれば、とても力強い何かを生み出すことができる。

社会情勢的なニュースは第三者の視点が入っているため、あまり信じない。

成功した人の話を聞いて、「前からやろうと思っていた」という人は、愚痴をこぼす前に、まず自分でやってみるべき。世の中はやったもん勝ちなのです。

門司に出て石油の店を始めた。それまでは小麦をやっていたのを、なぜ石油にしたかというと、潤滑油は毎月売れるからだ。衣食足りて礼節を知るというから、まず衣食の道だけは決めてかからねばならない。それには潤滑油みたいに毎月売れるものをというわけだ。

会社で隣の奴に敵わないのは「才能」とか、「あいつのお父さんは取引先の役員だから」とか言い出したら、もう自分自身に、それ以上の伸びはないのよ、というのは確か。

大事なのは目的をはっきりさせること。目的が明確になれば、捨てていいものが見えてくる。

リーダーは部署を最も俯瞰的に見られる立場にいて、かつ決定権を持っています。その中では「現場の声」がなくとも、ムダと判断すれば切る、という必要性も出てきます。私自身も社長として、何度かこうした経験をしてきました。

政府の成長戦略に書かれた「レギュラトリー・サンドボックス」という手法もポイントになります。砂場で子供が遊ぶように、まずは規制を一時的に停止して自由にやってもらう。もし失敗したら元に戻せばいいという考え方です。イギリスではフィンテックのイノベーションを促すために、この仕組みが活用されました。新しい分野ですから何が障害になるか分からない。どの規制が障害になるのか、どんなルールを新たに使えばいいのか分からないからこそ、まずはサンドボックスでやってみると。これも非常に重要な課題だと思います。

固定観念を認め、ここの異なるアイデアを受け入れあうことで、新しいイノベーションが生まれます。

かつてIT業界では、人さえ確保すれば仕事は湧いてくるという印象があったのですが、これからはそうではない。自分たちでお客さまを確保しなければいけない。

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