大前研一の名言|動く前に調べてみることの大切さ

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新幹線に乗るにしても、どの便ならその日のスケジュールが一番段取りよくこなせるか、ネットを使って時刻表や乗り継ぎを調べておく。そうすると、この日は時間ギリギリまで事務所で仕事をするより、電源を使える席が空いている早めの便にして、車中で原稿を仕上げたほうがいいなどという計算が立つ。


大前研一 の経歴

大前研一、おおまえ・けんいち。日本の経営コンサルタント、経済評論家。福岡県出身。早稲田大学理工学部卒、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科博士課程で工学博士号取得。日立製作所に入社し、高速増殖炉の設計に携わる。2年後米国マッキンゼーに移り、日本支社長、アジア太平洋支局長、日本法人会長などを務めたのち独立。経営コンサルタント、ビジネス・ブレークスルー大学学長、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教授などを務めた。

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時間の使い方を考えるうえで、まず知っておきたいのが、「活きた時間」と「死んだ時間」の違いです。「活きた時間」は時が経つのも忘れるほど何かに夢中になったり、ワクワクドキドキするようなクリエーティブな時間。「死んだ時間」は刺激もなく、惰性でだらだら過ごしてしまう時間です。「活きた時間」を増やし、「死んだ時間」を減らす、というのは人間関係を広げていくうえでも非常に重要です。なぜなら、「活きた時間」には人が集まり、ますます活性化していくから。

結局、仕事は人であると思って進めたのが、分社経営です。100人で1台の神輿を担ぐなら、3人がぶら下がっていてもばれない。10人で担ぐ神輿を10台作れば、1人がサボるとすぐにわかる。それに10人の神輿なら自分の貢献度も実感できます。組織の歯車にすぎないと思えば、自分で考えることをしなくなる。責任と権限を与えられれば、それぞれが創意工夫をするでしょう。

幹部社員にタクシー内で報告させるのはキャバクラと同じ理屈です。キャバクラで女の子がお客の隣に座るのは、面と向かわないほうが話しやすいから。社長との面談も同じで、机を挟んで向かい合うと社員か緊張してしまい、いい報告ができない。その点、タクシーはいい。二人で前を向いて座れるから、話も自然に前向きになる。

入社した当時のメルセデスベンツ・ジャパンはまだ教育制度なんて整っていない時代で、ひと言で言えば、とにかくやってみて体で覚えろという教育でした。朝起きると自宅からそのまま港に行って、船から降りてくる車を一台ずつ検品して、ガソリンを入れて、工場に寄って1日2回のメール便でディーラーとやり取りして、その後会社に行って来月の発注をして、週に一度は輸入通関をやって……。外国の車を輸入して販売ルートに乗せるという一連の仕事を、すべて一人でやらされたのです。しかも、事前の教育などなしにともかくやってみろというスタイル。まさに、体に叩き込まれたわけです。だから、社員がいい加減なことを言っているとすぐにわかる。僕は、一人ですべてをやりましたから。

人はなぜ話すのでしょう。自分が何か思っていること、感じていること、考えていることを伝えたいから話すのです。それには相手が聞き取れること、意味が解ることが重要です。

同じ東洋人といえども、ここでは日本人の常識は通じないことを悟りました。
【覚書き|インドネシア法人社長を務めていたときを振り返っての発言】

ACCESSを経営していたころから、常に技術の進化が必要と思っていました。良い技術であっても、進化をしないとすぐに追いつかれます。特許で抑えても、大企業が本気でやれば周辺特許を抑えられてしまいます。継続的に進化するものでないと、長期的なビジネスは成功しません。そうでない場合は割りきって、優位性があるうちに売ったほうが良いです。

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