津賀一宏の名言|実態を示すことの大切さ

我々の会社は家電メーカーであるという意識が過去から強いが、実態は必ずしもそうではありません。家電比率は3分の1。北米では10%を切っています。まず、社内外に対して何がパナソニックなのかということを正しく伝えます。

津賀一宏 の経歴

津賀一宏、つが・かずひろ。日本の経営者。パナソニック社長。大阪出身。大阪大学基礎工学部生物工学科卒業後、松下電器産業(のちのパナソニック)に入社。カリフォルニア大学サンタバーバラ校コンピュータサイエンス学科修士課程修了。松下電器マルチメディア開発センター所次長・所長、パナソニックAVC社AVネットワーク事業グループAVCモバイル・サーバ開発センター所長、役員デジタルネットワーク・ソフトウェア技術担当、海外研究所担当、デジタルネットワーク事業戦略室担当、常務役員、オートモーティブシステムズ社社長、パナソニック専務などを経て社長に就任。

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よく従業員に伝えているのは、ずるいことや人を騙すことはしない、ということです。他人の事業を邪魔してまで自分が儲けるという、商道に反するようなことをしてはいけない。私はそのことを、祖母や両親の後ろ姿にずっと教えられてきました。正規の値段を付け、商売をさせていただいているのも、他人のお客様まで奪ってはいけない、という考えのもとです。

会社の情報漏洩の多くが、いわゆる「風呂敷残業」、つまり仕事を家に持ち帰ることから生まれています。「不必要な書類は作らない」とルール化することで、一石二鳥の情報漏洩防止になるのです。

会社員の方に、周囲を敵に回すような生き方をお勧めするわけにはいかないかもしれません。でも、私の場合は、出世の代わりにフリーハンドを手に入れることができました。誰にも気兼ねせずに、抗がん剤やがん検診についてなど、がん治療に関する研究を進め、情報を発信できています。

発注元を自由に選べる立場の下請け業者になるためには、大企業から必要とされる高い技術力を持っていなければならない。その町工場が存在しないと、大手メーカーの製造戦略が成り立たない。そのぐらいの存在にならないとダメだ。

人にはいろいろな「スイッチ」があります。私は大まかに「やれる」「やりたい」「やらざるを得ない」の3つに分けています。この3つの条件がそろったとき、人が何かをする確率が高くなるのです。なお一般的には「やらざるを得ない」という状況に追い込むよりも、「やりたい」「やれる」と思える状況に仕向けるほうがいいでしょう。

極論すれば、仮説は思い付きレベルでもいいんです。ある程度用意周到に導き出した仮説でも、風呂場でパッとひらめいた思い付きでも、本質に迫ってさえいれば、どちらでも構いません。ただ、最初から自分で本質に迫っているかどうかを判断するのは難しいので、とにかく生煮えの状態でも上司に提出してジャッジをあおぐべきです。たとえ思い付きでも、それが正しければ評価されるし、間違っていればまたやり直せばいいだけですから。

7月からはフロントミーティングと称し、営業部長や支店長だけでなく、グループ長や入行3から4年目の若手とも意見交換をしています。それを通して、お客様と真摯に向き合い、目標達成に向けて一所懸命に努力していることが伝わってきました。三井住友銀行を支えているのは現場力だということを実感しています。

忙しさや部下へ働きかけることへの抵抗から、感謝の気持ちがあっても言葉にしない人が多いのですが、言葉で伝えることが大事です。慣れないうちは恥ずかしいかもしれませんが、感謝の意を伝えると、相手もこちらに好意的になってきます。

スーツの試着のヒントをひとつ申し上げますと、若い店員さんに全部を任せないほうがいいでしょう。例外はありますが、若い方は感性で選びがちなので、アドバイス通りに選ぶと「無理をしている感」が出やすいです。

物事を先送りしてしまうことと、意志の強さや意欲の高さは、じつはあまり関係ありません。「物事にすぐ取り組む人=意志や意欲が高い人」ではないのです。むしろ、意志や意欲に頼って物事に取り組もうとするから、先送りが起こりがちだともいえるのです。

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