岩片和行の名言|スタッフの言い分もしっかり聞くことの大切さ

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スタッフのミスも頭ごなしに叱ることはしないで、そのスタッフの言い分もしっかり聞くようにしました。部下からの信頼を得て、それをもとに彼、彼女らの仕事の質を上げていくためには必要なことだと思います。


岩片和行 の経歴

岩片和行、いわかた・かずゆき。日本の経営者。エアアジア・ジャパン社長。東京出身。早稲田大学法学部卒業後、専門商社に勤務。海外駐在員として勤務したのち、全日本空輸(ANA)に入社。同社で経営企画室主席部員、運航本部乗員業務部主席部員、アジア戦略室長などを務めた。アジア戦略室長時代、エアアジア・ジャパンの設立に関わり、初代社長に就任。

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叱るときこそ未来志向が不可欠。「なぜこんなことになったんだ」と詰問するのは叱りの定番ですが、過去のことをあれこれ言っても仕方ありません。「改善のために今後何をしたらいい?」と問いかけていくことが大切。

全社員は新年に書初めをして、それを目の届く自宅に飾っています。目標を意識づけるためです。したためる内容は、仕事だけでなく生き方の目標です。社長室にも全社員の書初めを飾っていますが、結果の追及はしません。会社全体ではなく、あくまでも個人の目標だからです。とはいえ、必要なときには、我が子を叱るように指導しています。

褒めたり叱ったりするには、周囲を巻き込むことも有効です。人前で褒めることは、相手が嬉しいだけでなく、周囲に褒める習慣を浸透させる効果もあります。叱るときも、自分が言ってもダメなら他の人に叱ってもらうように頼むなど、協力態勢を作りながら行なうと職場の関係性が緊密になります。

部下を叱るときは、人格を否定するような言葉は使いません。感情的に怒られると、言葉を受ける方はずいぶん辛いものです。相手の成長を考えて、理性的に叱ることが大事です。

私が誰かを叱るときは、やってくれることを期待されていながら達成できなかったときと、その点を修正するときです。叱らなければならないときは、最終的に叱ったあとで、相手が抱えている問題を確実に理解して、それが二度と起こらないように修正することを、常に頭に置いています。決して個人的な叱責になってはいけません。

あまりに叱る機会が多いということは、叱る側にも原因があると考えられます。ですから部下を戒めるときは、自戒の念を込めることも忘れないようにしてください。

経営の問題を討議する会議では、ひたすら怒ります。とくに発言に意識のズレや甘さを発見したときは許しませんし、逃がしません。たとえば、何年間も赤字なのに、黒字にする努力計画や意欲も示さないまま、「こういう状況なので、予測では今後もこの程度になるでしょう」などと平気な顔でプレゼンする事業部長クラスには「もう一回、頭に汗をかいて出直してこい」と、ガツンとやります。会議でガツンと叱ったあとには爽やかにフォローします。そういう点も心がけているつもりです。

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