藤沢武夫の名言|ビジネスパートナーを面白くさせなければ仕事はできない

私は戦前から、誰かをとっつかまえて、一緒に組んで自分の思い通りの人生をやってみたいと思っていました。その場合には、私はお金をつくってものを売る。そしてその金は相手の希望しないことには一切使わない。なぜなら、その人を面白くさせなければ仕事はできないに決まっているからです。

藤沢武夫 の経歴

藤沢武夫、ふじさわ・たけお。自動車メーカー大手のホンダCEO。本田宗一郎のビジネスパートナーとしてホンダの成長を経営面から支えた人物。技術開発は本田宗一郎が担当し、経営は藤沢武夫が受け持つという二人三脚でホンダを世界的企業へと成長させた

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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こんな名言はいかがですか? 新着 名言

入社して、最も希望しなかった会計課に配属になりました。ただ、結果としては、非常によい勉強ができたと思います。

ドイツの哲学者ゲオルク・ジンメルは、『貨幣の哲学』の中で、おカネのことを「精神的なものの器」と表現しています。おカネは決して目的ではなく、あくまで精神、つまり欲望を入れる器にすぎないのです。だから欲望がなければ、器は何の意味もないのです。欲望というと恐く聞こえるかもしれません。野心、大志、希望と置き換えてもいいでしょう。私の場合、「学び直したい」が欲望でした。

なんとか稼がなければと、夜キャバレーで働いたり、冬の時期に出稼ぎに行ったりしました。でも、希望はあった。じつは野菜やお米の無農薬栽培にも取り組んでいたんだけど、それが成功していたんです。「リンゴの無農薬栽培は格段に難しい。でも、野菜やお米ができるなら、リンゴだってできるはずだ」。そういう期待があったから頑張れたのだと思います。

私は従業員の未来を考えて、ラーメン屋ではなく飲食企業にせねばいかん、夢と希望を持たせなければいかんと考えるようになりました。それで海外に進出することにしたんです。

人々に希望を与える者こそが真のリーダー。

転職希望者から「外資系コンサルって、給料はどのくらいもらえるんですか?」と聞かれることがあります。そんな時、私は「報酬が目的で入社する人は、同じ動機で早晩、辞めることになるから入社は薦めない」と言います。リーマンショックの時、投資銀行の年俸があり得ないほど下がり、「俺の価値が暴落した」と言った知人がいましたが、とても不幸な考えだと思いました。

大きな苦難を耐え抜いた人々は、目の前の大変な状況にもかかわらず、何らかの希望を、将来のビジョンを失わなかったから乗り越えられたとよくいう。絶体絶命の状況が新たな始まりの契機となることもある。

北極に初めて行ったときも、かなり強引でした。高校を卒業した直後、北極の調査隊にアシスタントとして同行できるチャンスを得ました。でも両親は大学に行くことを希望していたので、パスポートの申請書類に父親の筆跡でサインし、アルバイトで稼いだお金を携えて、「ちょっとキャンプに行ってくる」と出かけたのです。もちろん数カ月に及ぶ調査ですから、渡航中に自宅に電話をかけ事情を話しましたが……。母親は怒り心頭に発したようですが、それでも私は行きたかったのです。

人生というものは、たとえいかなる逆境・悲運に遭遇しても、希望さえ失わなければまったく消えてしまうものではない。

不満は不安の表れである。不満が国中に広がることは、少しも悪いことではない。むしろそこには希望の光がある。現状に甘んじている限り、人はそこから抜け出そうとしないものだから。

「今」というこの瞬間に恐ろしい未来のイメージを描けばその自ら描いたイメージや物語によって苦しむことになり、逆に希望のイメージや物語を紡ぐことができれば、それによって明るい気分になってくる。

たとえ自分が希望しない部署に配属されたとしても、置かれた場所で一生懸命勉強してほしい。会社に無駄な組織はありません。人生にも無駄なことなどありません。

宝塚音楽学校入学直後の順位は、39人中37位とほぼ最下位。一番希望に燃えていたので、ショックでした。一時は辞めようと考えていました。でも少しずつお客様から言葉をもらううちに、人生は長距離走と同じで、何が起こるか分からない――そう思えるようになりました。

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