三品和広の名言|官僚主義ではなくトップの思いを製品に込めることの大切さ

良かった時のソニーは大賀さん(大賀典雄社長)という1人の人間の思いを前面に出して、製品をつくっていました。だから官僚主義で老中、家老がいっぱい控えている日本の一般的な企業とはまったく違うことができたわけです。

三品和広 の経歴

三品和広、みしな・かずひろ。日本の経営学者(経営戦略・経営者論)。一橋大学商学部卒業、一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、ハーバード大学文理大学院博士課程修了。ハーバード大学ビジネススクール助教授、北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術調査センター助教授、同大学院知識科学研究科助教授、神戸大学大学院経営学研究科助教授・教授などを歴任。

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本当に強いのは、同じタイプの人材ばかりで固められた企業ではありません。みんなが同じ発想しかできない会社は、イザというときに脆い。会社が困ったとき、何か新しいことを始めるときなど、ここぞというときに独自の力を発揮するニッチな人材がいてこそ、時代の急激な変化にも柔軟に対応していけるんです。

働く方にとっても、企業側にとってもお役に立てる存在にならなくてはいけない。

消費者を知るための重要な情報源として、私はほとんどすべての女性誌に目を通しています。雑誌を読むときは、その雑誌のターゲットになったつもりで読み、そのページの何に自分が引っかかったのか、モデルなのか、誌面デザインなのか、といったことを考えながら読んでいます。そうすることで、商品や雑誌が買われている理由がわかるようになるのです。

少しだけ無理して壊れないことが大切。「無事これ名馬」なんですよ、人間も。少しだけ無理して生きないと。

己を捨てることが、成功の最も大切なことだ。

合理性がなくても、気が済むまでやるのが日本人です。プラスマイナス5%の範囲内の商品を作ってくれと言われても、それ以上の精度の商品を目指すのは、日本人ならではです。こうした気質がビジネスにどう影響するかというと、日本の製品は長持ちするということです。真面目、不真面目というより、日本人のこうした気質はビジネスにおいて、重要な価値があると思っています。

企業経営者にとって大切なことは「戦う覚悟」を決め、グローバルな視点で考え、革新と差別化を念頭に置いて行動することである。

その場のお互いの感情が相互に影響を受け合う、つまり「感情はシンクロする」のが私の持論。話し方のエネルギーもシンクロします。口数が少なく、おとなしくしゃべる人に合わせて、自分もおとなしく相づちを打っていると、どんどん底のほうに沈んでいって、まったく盛り上がらないインタビューになってしまう。明るい、高めの声で相づちを打つと、ちょっと場が明るくなってきて、相手も話しやすくなります。

メーカーは現場がどうモノを作るかが勝負で、システムだとか管理だとかは後からついていけばいい。

このとき僕を励まし勇気づけてくれたのは、僕が一番勇気を与えてあげなければいけない存在である社員だったんです。彼らは「社長を信じる、こうなったら絶対に意地でも上場してみせる」ってファイティングポーズを崩していなかったんです。そのとき僕は、企業にとって一番大切なことはビジネスモデルよりも人の情熱だ、僕の作りたかった会社はこういう会社だったんだ。よし、また頑張るぞと思ったんです。【覚書|一度目の上場が市場の外的要因で取り消され、さらに社員の一人が亡くなった時を振り返って】

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