川淵三郎の名言|チームを統率する者は、どんな理由があっても「負けてもいいから」とは言ってはいけない

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古河電気工業サッカー部の監督時代、余計なプレッシャーなしに選手をリラックスさせ、伸び伸びとプレーをしてほしかったし、試合の中身にこだわろうという思いから、「負けてもいいから、いい試合をしてほしい」と言いました。ところが数か月後、ある選手に「あのとき、川淵さんに負けてもいいから、といわれてガックリきましたよ、あのミーティングまでは気合が入っていたんですが」と指摘されました。そうか、チームを統率する者が、どんな理由であっても「負けてもいいから」などと言ってはいけないんだと気づかされました。


川淵三郎 の経歴

川淵三郎、かわぶち・さぶろう。日本のサッカー選手、監督、チェアマン。日本サッカー協会会長。大阪出身。高校時代にサッカーを始める。早稲田大学第二商学部商学科に入学後、同大学サッカー部で関東大学リーグ優勝。在学中から日本代表に選ばれ、ローマ五輪アジア大会、チリW杯予選などに出場。大学卒業後、古河電気工業に入社し同サッカー部でプレーする。日本代表として東京五輪でアルゼンチンからゴールを挙げるなどの活躍をした。現役引退後、古河電気工業サッカー部コーチ・監督、日本サッカーリーグ常任運営委員、古河電気工業伸銅事業部第1販売部課長、日本代表監督、谷商株式会社常務、古河電気工業・名古屋支店金属営業部長、古河産業取締役伸銅品部長、日本サッカー協会理事、プロリーグ検討委員会委員長、Jリーグ初代チェアマン、日本サッカー協会会長、日本サッカーミュージアム館長、日本将棋連盟非常勤理事、東京都教育委員、JFA(日本サッカー協会)アカデミー堺スクールマスターなどを歴任した。サッカー殿堂入り。

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