諸橋轍次の名言|相手を説得するときの三つの忠告

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  1. 絶対に私利私欲がないことを自分の心に問いただせ。
  2. 礼を尽くして話しているか、上司の気持ちを慮(おもんばか)っているか省みよ。
  3. 自分が話していることが正しいと思っていても、いったんは引け。

【覚書き|息子でのちに三菱商事社長になった諸橋晋六氏が「自分の提案を上司が受け入れてくれない」と相談したときに語った言葉】


諸橋轍次 の経歴

諸橋轍次、もろはし・てつじ。日本の漢学者。新潟県出身。東京高等師範学校(のちの筑波大学)卒業。『大漢和辞典』や『広漢和辞典』の編者。そのほか國學院大學文学部教授、都留文科大学学長などを務めた。三菱商事社長を務めた諸橋晋六の父

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉


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信頼は強制によって作られるものではない。人間に信頼を強いることはできない。

人の礼法あるは水の堤防あるがごとし。水に堤防あれば氾濫の害なく、人に礼法あれば悪事生ぜず。

人と話すのは面倒くさい、人付き合いは煩わしいなんて言ってたら、いい情報は入ってこないし、成功なんてどっか行っちまうよ。成功するには、しゃべって、人と付き合って、先端情報を取りこぼさない世渡り力を鍛えるしかないんだよ。待ってたって情報なんか集まっちゃ来ない。常に大企業の人間と付き合ってないと駄目。大企業の第一線にいる人たちと話してると、技術がどんな方向に進んでるとか、最新の素材開発はどんな段階なのかとか、俺たちにとってお宝みたいな情報が入ってくるんだ。現場の切実な悩みなんかもわかるんだよ。

あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とするものである。最も賢い処世術は、社会的因習を軽蔑しながら、しかも社会的因習と矛盾せぬ生活をすることである。最も賢い生活は、一時代の習慣を軽蔑しながら、しかもそのまた習慣を少しも破らないように暮らすことである。

まったく理由がわからないのに、相手にいきなりふて腐れたような態度をとられることがある。そんな場合には、まずは「すみません」と自分の非礼をわびてしまうことである。何が非礼だったのかなどは、考えなくともよい。理由など考えなくともよい。その場では相手の怒りがおさまらなくとも、そのうち水に流してくれる。理由など考えずに、サッと謝れる人というのはとても魅力的である。

お前の本当の腹底から出たものでなければ、人を心から動かすことは断じてできない。

誰もが正直者になったら、必ず誰かを傷つけることになる。心に思ったことを包み隠さず正直に話したら、家庭は崩壊するし、社会は成り立たなくなる。それほどまでにウソは必要なものだ。ついてもいいウソと悪いウソがあって、大人になれば誰もが自然と使い分けるようになる。

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