鎌田和彦の名言|目標の前提条件が変化することを頭に入れておく重要性

先を見ようとする努力や、何年後にはこうなっていたいというビジョンを持つことは、もちろん大切だと思います。「もっと世の中に価値あるものを提供したい」とか「財務諸表以外の部分でも会社の体力を高めたい」といった抽象度の高い目標なら僕にもあります。ですが、あまり具体的なことを決めても、ときが経てばビジネス環境も、自分自身の実力も変化します。そうしたら、やりたいことも、やれる範囲も変わってくるでしょう。

鎌田和彦 の経歴

鎌田和彦、かまた・かずひこ。日本の経営者。大手転職支援会社インテリジェンスの社長。神奈川県出身。慶應義塾大学文学部人間関係学科卒業後、リクルートコスモス(のちのコスモスイニシア)に入社。その後、インテリジェンス設立に携わり、取締役、常務取締役、副社長などを経て社長に就任。そのほか日本人材派遣協会会長、キャリアカウンセリング協会理事、人材派遣健康保険組合理事、多数の企業の社長・取締役などを務めた経営者。

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私が不満なのは、みんな30年のうちにどうするとか、先のことばかり議論しているんです。それも大事だけれども、足元をどうするんだという現実的な議論を、もっとやらなければ。

私は人生の時間は三等分したほうがいいと考えています。「仕事をする時間」「睡眠や食事、休息の時間」「遊ぶ時間」です。一般的には仕事と休息、オンとオフというように二分して考えがちですが、「遊び」と「休息」を区別して、仕事も含めそれぞれ3分の1ずつがいいと考えています。

M&A先企業の有力人材の活用、あるいは育成では、海外事業を拡大させていくなかではどうしても現地の人間を幹部に登用していく必要があります。日本に外資系企業が参入した場合も、営業などのお客様に接する基本的な部分は国の文化、習慣をよくわかっている日本人を起用すると思います。我々が海外に行った場合も同じように、現地幹部の登用が不可避です。

私は感性だけじゃなくて、じつは数字も大好きなんです。仕事をするときには、お店の売上げや顧客属性に関するデータなど、かなり読み込みます。この力を鍛えることになったのは、30代前半にバーニーズジャパンに転職してからです。外資系のバーニーズは、数字や論理で語れないと企画が通りません。「その宣伝や広告を行なうことで、売上げ増の可能性はどれぐらいあるのか」といったふうに、徹底的して説明を求められるわけです。おかげで、それまで「好き嫌い」という自分の感性でしか物事を話せなかったのが、数字を組み合わせてプレゼンテーションができるようになりました。

丹青社では、新入社員研修の一環として、職種に関わらず全員に課題制作に取り組ませます。与えられたテーマの元、限られた予算と納期でモノを創り上げる経験を全員にさせています。これによりお互いの仕事に対する理解が深まり、職種や専門性、経験を超えて多様な知恵を結びつけ、新たな価値を生み出していく大切さを知ることができるというわけです。

私はこれまで、自分の会社の人間を「従業員」と呼んだことは一度もありません。同じ目標を掲げて働くチームメンバーだと思っています。

従業員が私に不信感を抱いていると気づいてからは、徹底してコミュニケーションの場を設けるようにしました。自分で頻繁に会議を開き、白板などの設備を整え、議事録がいきわたるか気を配る。会議はできる限り話を振って意見を求め、とにかくフラットな議論ができる環境づくりを進めました。すると社内では半年、販売店では3年ほどして、言葉が伝わるようになったと実感する場面が出てきました。

私は以前、世界一細い針をつくったんです。技術にこだわるのは医師として当然ですが、私は道具にもこだわりたいんですね。それで今度は針無しで、ショットガンのようなジェット噴流タイプの注射器をつくっているんです。

幸運は偉大な教師である。不運はそれ以上に偉大な教師である。

日本のマーケットはアメリカよりも小さいので、よりきめ細かなサービスを提供して何回も来ていただくことが大切。

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