平野岳史の名言|初任給の給与明細をいつも財布に入れている理由

23年前にもらった初任給は、額面15万8640円。このときの給与明細を、私はいつも財布に入れています。「これが地道に働いて得たお金なんだ。そして、この金額が社会に出て最初に私に与えられた価値なんだ」とその重みを噛みしめると同時に、将来この価値を何倍に殖やすことができるのだろうという期待や可能性に胸を膨らませていたのです。

平野岳史 の経歴

平野岳史、ひらの・たけひと。人材派遣大手の株式会社フルキャスト創業者。神奈川大学経済学部を卒業後、3年間サラリーマンとして実務経験を積む。その後、独立し家庭教師派遣ビジネスを開始。軽作業人材派遣事業なども取り扱い、会社設立9年でジャスダック市場に上場。設立12年目で東証一部上場を果たす。

こんな名言はいかがですか? 新着 名言

転機になった仕事は古賀(信行)社長の政策秘書です。社長が何を必要としているかを考え、役立つものを用意するのですが、あらゆる場面を想定し、想像力を働かせることの大切さを学びました。トップの判断を間近に見ていたので、そのプロセスを学べたのは大きな経験でした。

私のみているかぎり、重要で難しい交渉の場に置かれて、逃げずに前向きに立ち向かえる人は意外に少ないですね。しかも、頭がよくて、先がみえる人に限って、その場から逃げようとする傾向があります。でも、それでは成長は望めない気がします。

少子化については以前から予想できていましたし、すでに織り込み済みです。アジアも巻き込まないと企業は成り立ちません。ただ、国外に工場を広げることは考えていません。メード・イン・ジャパンにこだわっています。だから、作れる量が限られている。ここ数年でも3回値上げしました。それでも売り上げは落ちなかった。売り上げを伸ばしたいなら値段を上げる。個数をたくさん作るということはしない。ブランドの価値を上げていくことを考えていきます。

20年後の社会がどうなっているかなんて、誰にもわからない。ただ、一つだけやるべきことがあるとしたら、何らかのプロとして自分を鍛えていくということ。

マネックス証券と日興ビーンズ証券が合併したときを契機に毎日、派遣社員を含めた全社員向けのメールを書くようになりました。全社員向けのメールには、会社の理念や業務目標、数値目標などを定めたロードマップの一文を入れることがあります。人は忘れやすい。だから社員向けのメールで時折、反復する。社長からメールが来れば毎日ではなくても、たまに読んでくれます。そうやって徐々にしみこめばいいのです。

子育てや部下育成は「褒めて育てる」のが基本。自分を気にかけてくれる証拠だし、褒められれば誰でも嬉しい。相手に心を開くのは当然です。出会いを良い縁にしていくためには、人の良いところを見つけて、それを声に出して伝えることから始めましょう。

先進国であれ新興国であれ、人類は真の豊かさをシェアするための製品を常に必要としている。ですから世界のために日本は本当の人間の豊かさにつながるものづくりへ進むべきだし、むろん、それはあるべき産学官連携の方向性でもあると思います。

何となく既に世の中にある物を真似てみるという文化は、弊社にはありません。

「いい人」が共通して身につけるべきスキルは、「スルーする力」。相手の身勝手な言動をいちいち真に受けていては身が持ちません。身を守るには、態度や言葉の使い方が重要になりますが、一番有効なのは、やはり接触する回数を減らすことです。人間関係を絶ち切ることが難しい職場では、なかなかできないかもしれません。しかし、やっかいな人とは直接話さず、なるべくメールのやり取りで済ましたり、行動する時間をずらしたりするといった工夫はできるはず。場合によっては、部署の異動願いを出すのも手です。

双六に例えれば、振り出しに戻ったつもりで、事業家としてやり残したことはないかと考えた。そして行き着いたのが、才能を持った人たちの独立の道を切り開くということだった。それが飲食業です。日本では、努力をしたミシュラン星付きシェフですら恵まれていません。同じ40歳でも、年収は銀行の支店長の半分ほど。彼らを幸せにしてみせようと決意した。
【覚え書き|ブックオフの経営から退いたときを振り返っての発言】

ページの先頭へ