佐治信忠の名言|生き残るために何でもやる

総合食品企業化は我々のメインブランド「オールド」が売れなくなったからなのです。サントリーは「オールドの会社」と言われ、83年には、約1200万ケース売れていたのが、80年代末には4分の1になり、縮小する一方でした。一本柱が細って会社が存続するかどうかわからないという危機感・恐怖心を味わった90年代初頭から、それこそ、できることは何でもやろうとしてきました。やらないと生き残れませんでした。

佐治信忠 の経歴

佐治信忠、さじ・のぶただ。日本の経営者。「サントリー」4代目社長。慶應義塾大学経済学部卒業、カリフォルニア大学ロサンゼルス校経営大学院修了。ソニー商事を経てサントリーに入社。副社長などを経て社長に就任。そのほか、日本洋酒酒造組合理事長、日本ワイナリー協会会長、総合デザイナー協会理事長、ビール酒造組合会長代表理事などを務めた。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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どんな仕事であっても、その先には必ず「お客様」がいます。自分の働きが、誰に、どんなふうに役立っているのか。それを自分の目でみて、仕事のやりがいを再確認する必要があります。私も社員によくいっていますが、管理職ほど意識して現場に足を運ぶべきでしょうね。

コマツは本社機能の一部を石川県に移しています。最初に移したのは購買部門で、数年ほど前のことです。これだけITが進歩しているので、どこにいても情報は自由に手に入れることができます。むしろ購買部門は工場にあった方がいいのです。

信頼というものが大前提となるビジネスの場では、人と人が向き合ってコミュニケーションをとる必要がある。その人間関係というのは、「自らがつくりだすもの」だということを知ってほしいです。どうすればいいのか。まずは、軽い挨拶から。そこから会話につなげて、共通の話題をつくっていくのです。

話を繋げる練習をすれば、アイデアの発想力がつく。コツは、「そういえば……」で繋いでいくことです。

私が最初に手がけたのは、美容師を集めてのイベント「美容師ナイト」でした。そこに多くのモデルやアーティストが集まってきて、じゃあその人たちをマネジメントしようという話になった。それで法人化したのです。つまり元をたどればイベントだったものが、アメーバのように広がっていって、今に至るわけです。これもまた、「ものさし」を決めなかったからこそだと思います。

「野心に満ちた無欲な人間」。そんな人間が必死に頑張っていると、誰かが必ず応援してくれます。野心と欲は違います。欲はあくまでも自分のため。野心はもっと大きなものです。ホラといってもいい。

とくに果物は、30~40代の男性に不足する食材の筆頭です。果物の糖類が肥満の原因になると敬遠する人もいるかもしれませんが、果物には抗酸化作用のあるポリフェノールをはじめ、老化防止や抗ストレス効果のある栄養素が豊富に含まれています。最近は食べやすくカットされた果物も売っています。ぜひ、意識して食べてほしいです。

スピーキングに関しては、最初のうちは身の回りのことを英語で表現してみるのがよい方法です。たとえば電車に乗る際に、「I got on a train.」とつぶやいてみる。このとき、「自分でつぶやくだけでは、文法が正しいかどうかわからない」と思うかもしれませんが、ここでは文法の正しさよりも、間違ってもいいので表現してみることに重きを置きます。最初のうちは理想的な正解を求めずに、自分に可能な表現をしてみればいいのです。

東工大では電気情報系というのがあり、類別入試で、2年生の時に電気と情報に分かれます。ここ数年は伝統的なエレクトロニクス企業の業續が悪いので、IT型企業に関心がいき、情報系の人気があります。しかし、私は「情報技術は後からでも学べる。皆さんがやらなければいけないのはハードウエアも含めたシステムの設計だ」と言っています。システムはハードウエアや電圧コントロールとかエネルギーの変換など物理的なものを含みます。システム自体はデジタル制御かもしれませんが、動かす対象はすべて物理的なものなので、それをきちんと理解することで、初めてシステムの設計ができるのです。ですから、「まず電磁気学や電気・電子回路など物理的なものを学んでから、デジタルをやりなさい」と言っています。

僕の言う「経験」とは、何か新しいことに取り組むというのとは少し意味が違って、「脳に情報を覚えさせること」だと考えています。本や新聞で読んだ情報もそうですし、酔っ払って階段から落ちて骨を折った、といったことも、脳に叩きこむことによって貴重な経験になる。それが「脳内データベース」となって自分のなかに溜まっていき、雑談や発想のもとになるわけです。そして一番楽で正しい経験の積み方は何か。それは「考えること」です。

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