大前研一の名言|不景気を理由にするより、戦略を転換する必要がある

二言目には不景気のせいにするが、日本経済の長引く停滞の原因はそればかりではない。成長期の思い上がった戦略をそのままにして、政府や企業がマーケットの現実、消費者の懐具合と優先順位に向き合っていないことが大きな問題であり、いくらもがいてもヒット商品が出てこない理由もそこにある。

大前研一 の経歴

大前研一、おおまえ・けんいち。日本の経営コンサルタント、経済評論家。福岡県出身。早稲田大学理工学部卒、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科博士課程で工学博士号取得。日立製作所に入社し、高速増殖炉の設計に携わる。2年後米国マッキンゼーに移り、日本支社長、アジア太平洋支局長、日本法人会長などを務めたのち独立。経営コンサルタント、ビジネス・ブレークスルー大学学長、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教授などを務めた。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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重要なことは、当初の計画が間違っていなければ、諦めないこと、多少の遅れがあっても、一歩ずつ着実に歩みを進めることです。

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独創性とは何か。万人の目の前にありながら、まだ名前を持たず、まだ呼ばれたことのないものを見ることである。人の常として、名前があって初めてものが見えるようになる。独創的人間とは、命名者である。

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立地のいい場所に高い家賃で店を出す以上、粗利益の限界が決まっていますから、ズックからスリッパまで置いたら絶対に成り立ちません。要は回転率を高めることです。つまり、売れ筋と死筋に対して早く対応することが大事です。単品ごとの在庫や回転率のデータは全部POSに入っていて、誰でも見られるようになっています。大切なのは、データを見きれる量の商品しか扱わないことです。人間の目が見られる限界を超えないということではないでしょうか。

電話営業で怒鳴られたり断わられたりしたら、「スクリプト(台本)が悪かったのだ」と思うこと。自分が否定されたという思いを払拭できるのに加え、そのスクリプトの改善すべき点も見えて一石二鳥です。

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