大岡新一の名言|経営再建の第一歩は経営情報の共有

円谷プロの経営を立て直す中で私が最も気を付けたのは、社員が疑心暗鬼に陥らないよう、経営情報を共有することでした。その際には、なるべく肉声で語りかけるようにしました。円谷プロは社員約80名のコンパクトな組織です。年末や年初、期が変わる際、また経営上で大きな変化があったときには、会議室に本社勤務の社員全員を集めて、私から直接話をするようにしています。

大岡新一 の経歴

大岡新一、おおおか・しんいち。日本の撮影技師、特撮の監督、経営者。ウルトラマンなどで知られる円谷プロダクション社長。東京出身。慶應義塾大学法学部中退後、円谷プロダクションに入社。帰ってきたウルトラマンなどの撮影に参加。その後、フリーカメラマンなどを経て、特撮監督として活躍。2008年からは社長として同社の再建にあたった。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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1年の入院生活後、復帰してすぐ、販売担当の役員にあいさつに行くと「1年なんて人生の中でわずか。一病息災という言葉もある。焦るな」と諭され、ジタバタしないことに決めました。それこそ「無為自然」で行こうと。

上司は自分のミッション、ビジョンを実現させるための道具として部下がいると考えてはいけない。それを実現するためにメンバーが行動してくれる。ゆえにそのメンバーがより活躍しやすいようにと環境を整え、支えるのがリーダーの役割だと考える必要がある。

成功には嫉妬が伴い、成功者の多くは老獪(ろうかい)と目されやすい。地位と名誉には、それぞれ付随する慎みがあることを忘れてはならぬ。

一人で研究できる銘柄の数には限界があります。一度、その会社について調べたあとも、状況は刻一刻と変わりますから、何か変化がないか、つねにウォッチし続けることが必要です。

初対面のお客様に対し、雑談をすることなく、いきなり本題に入る営業マンがいます。そんなとき、私は「この人は売れない営業マンだな」と判断します。なぜなら、雑談をしない人は、「人が物を買うメカニズム」を理解していないからです。初対面のお客様は、営業マンに少なからず警戒心を抱いています。この状態のまま説明を始めては、いくら良い商品でも、聞く耳を持ってくれません。しかし、親しくなると一転、ロクに説明しなくても買ってくれたりします。

自分の「仮説」が不確かなものでも、自分と似たリソースの人に相談すると、同じようなロジックから、同じような結論に至り、賛同ばかりを集めてしまう恐れがあります。年齢、性別、学歴、業種、趣味……。強度のある「仮説」とは、このようなリソースの異なる人々に意見を求めていくなかで、進化して最終的に導かれるものなのです。

経営者にとっても技術者にとっても、マネをしないものをつくるのは大変なプレッシャーです。掛け声だけで、斬新な製品が出てくるわけではありません。10年、20年と地道な努力を積み重ねてきて、ようやく新しい製品が生まれるのです。

ワーク・ライフ・バランスを考えるのは、パートナーや家族ができたり、健康を考える年代になってからでも遅くありません。

私は老舗呉服問屋で「いいモノならば売れる」時代から「モノが余っていて売れない」時代への変遷期を経験しました。その中で苦しみながら「売る側の思いをぶつけるだけでは売れない。顧客が何を求めているのかを知らなければならない」という要点をつかみました。

変わることはマイナスではなくプラス。プラスに転換していくことが大事。

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