佐藤富雄の名言|相手を褒めることは、自分を褒めることと同じ

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相手を意識的に褒めることは効果的です。自律神経系は人称を解さないので、人を褒める言葉で、脳や自律神経系は自分を褒める言葉と解するのです。


佐藤富雄 の経歴

佐藤富雄、さとう・とみお。日本の医学博士、農学博士。北海道出身。早稲田大学卒業、東京農業大学大学院博士課程修了。経営学修士。医療機器メーカー役員を経て、米国ユニオン大学健康科学研究所教授、早稲田大学エクステンションセンター講師。大脳・自律神経系と、人間の行動・言葉の関連性から口ぐせ理論を提唱している。主な著書に『自分を変える魔法の口ぐせ』など。

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人は長所を認められると、もっと上に行こうとします。テニスでも褒めると上達しようとし、弱点だと思っていた部分さえ自然と修正されていくことが多いものです。逆に短所ばかり指摘されて、「こうしろ、ああしろ」と直されていると、得意だった部分までおかしくなってしまうことがあります。

人を育てるには、至らない点を叱るだけでなく頑張っている点を褒めることも大切です。せっかく努力していても、上司から評価してもらえなければ、やる気が続きませんから。

商談中に競合の商品について話題になったら、褒めてみるというのも意外と効果的です。「人は褒めると、ケチをつけたくなる」という心理を利用するのです。相手が他社の商品にケチをつけたら、各商品のメリット、デメリットが見えてきます。そこから出し抜くヒントが見つかるかもしれません。

褒め上手というのも、上へ上がっていく人に共通する特徴です。ただし、決してあからさまな褒め方はしません。たとえば、ふとした会話の合間などに、「この前の報告書、あれはよかった」と、チラリとひと言だけ褒める。あるいは「こいつの息子、今年の春、医学部に合格したんだよ」などと、ホステスに向かって部下の家族のことを軽く褒めたりするのです。

褒めるのは気恥ずかしいし、苦手な人は多いものです。でも「よくやったね」「いつもありがとうな」と言葉に出して褒めることは大事です。仕事の厳しさを伝えながらも、焦らずに今の仕事をちゃんとやろうと教え、他の人と比べなくても君にはいい点があると伝え、失敗しても見捨てないから諦めるなと言ってあげることです。

人を褒めるときに押さえておきたいポイントは3つあります。

  1. 上から目線にならないこと。たとえ部下に対してでも、「上手だねえ」では、まるで子供扱いしているような印象になり、場合によっては逆効果に。対して、「俺のときよりすごいな!」などと自分を少し低めながら言うと、尊敬・感嘆がストレートに伝わります。
  2. 具体性を持たせること。「よくやった!」だけでは、何が良いのか相手に伝わりません。「3割アップとはすごい!」と数字を出せば、インパクトが強まります。
  3. 第三者を出しつつ褒めるよう意識すること。「部長も君を褒めていたよ」など、他の人の意見も交えると、説得力がぐっと上がります。

相手がいつも言っている褒め言葉で褒めると間違いない。相手が褒め言葉だと思っているわけですから。

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