上野和典の名言・格言|各事業部の方針発表の場で時間制限を設ける理由

バンダイでは半年に一度、事業部長が集まり、方針発表会を開きます。自分の事業部は何をやりたいのか、一番やりたいこと、ポイントは何かを語ります。そのため、持ち時間は一人10分とし、時間が来たら「チン!」とベルを鳴らすルールにしています。ところが、持ち時間を超過しているにもかかわらず、事業計画を事細かに説明しようとする人がたまにいます。話のポイントが整理できていないせいです。

上野和典 の経歴

上野和典、うえの・かずのり。日本の経営者。玩具会社大手バンダイの社長。神奈川県生まれ。武蔵工業大学(現:東京都市大学)工学部卒業後、玩具メーカーのポピーに入社。ポピーがバンダイ吸収合併されバンダイに移る。自販キャンディ事業部、ライフ事業本部、キャラクター・トイ事業ゼネラルマネージャーなどを経て同社の社長に就任

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長野県の片田舎に本社を置いていることで、経営効率の悪さを指摘されることもあります。しかし私の考えでは、そもそも効率至上主義の経営を行うべきではありません。現在の日本の首都圏への極端な「一極集中」は、自社の経営効率だけを優先させた会社が集まりすぎた結果の、過密状態だと言えます。また、ひとつの国の中で、過密した地域と過疎の地域ができてしまうのは、国全体のあり方として健全ではありません。中央ばかりが栄え、地方が疲弊し、双方の格差が拡大していくからです。効率至上主義から脱却し、地方に本社を移す会社が増えれば、日本の国土全体が豊かになっていくことでしょう。今は交通網もインターネットも発達しているのですから、無理に首都圏にこだわらなくても、十分にいい仕事をしていくことは可能なはずです。

家族とは、良くも悪くも自分を表すものだと思います。最悪な家族を持つ人もいれば、素晴らしい家族のおかげで怖いものなしだと感じる人もいます。つまり、人間は人とのつながりなくして生き抜くことはできないのです。

私の場合は、答えなんてどこにもなかったから失敗ばかり。でも、失敗が続く限りずっと試行錯誤を続けるから、誰も知らないこともわかるようになるんです。

全従業員に危機意識を持たせると同時に、具体的な再生シナリオを提示し、全社一丸となって再生に燃えるチームスピリットをつくりあげました。また、全従業員との50回に及ぶ対話を通じて問題点を抽出し、解決していきました。
【覚書き|日本鋼管の子会社で米国4位の製鉄会社ナショナルスチール再建を担当した当時を振り返っての発言。2か月で単月黒字化に成功した】

勤務時間が短くなれば、仕事の優先度は変わります。そのとき「ワーク」だけでなく「ライフ」を見直すことにもなるはずです。働き方改革は自分改革です。個人個人が自分の時間の使い方、つまり自分の人生の優先順位を考え直すことで、日本の社会も変わっていくのです。

とくにクルマの場合は、嘘をつかない誠実さ、誰虚な態度、感じのよさといった営業マンの人間的な部分をみて、お客様が買うか買わないかを判断しています。そういっても過言ではありません。ですから当社は、売るではなく買っていただくという姿勢でお客様に接するようにしています。

すべてが上手くいっているかどうか知りたければ、自分でやれ。【覚書き|司令官になったら部下に仕事を一任するのではなく、自分でやったり、現場を直接見て自分の目で確かめろという言葉。】

「ライバルに恵まれると、その選手は伸びる」というのはスポーツ界の鉄則だ。もちろん、ほかの世界でもそれは同様である。しかし、誰が見てもわかるようなライバルだけでなく、意外なところにライバルを定めることが偉業を生むことがある。

睡眠時間も大切にしています。私の場合、7時間くらい寝ないと本来のパフォーマンスを発揮できないからです。ビジネスパーソンには、会議中の発言の瞬発力や発想の豊かさ、着眼点の面白さが求められます。期待通りのパフォーマンスを上げるには、心身ともに良い状態であることが大切です。

プレゼンでの前提は、相手の年齢、人種、業界、関心、役職、決裁権の有無といったことから、プレゼンの時間はどのくらいあるか、競合がいるかどうか、といったようなことまでを含みます。そうした相手の立場や状況、ニーズに合わせて、話す内容や構成を決めるのです。したがって、同じ自動車メーカーでも、業界一位の企業と二位の企業とでは話す内容が変わってきますし、同じ企業でも相手が決裁権のある経営トップと現場の部長さんとではプレゼンの仕方はまったく変えていきます。

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