細谷功の名言・格言|短期目標は完璧にする必要はない

目標は最初に全体を見通して、最終的にはこうしたいという長期目標を決定し、次にそれに沿って短期目標を決める。短期目標は最初から完璧に詰めてしまう必要はありません。空欄があってもとりあえず手を付け、できるところから潰していくという発想でよいのです。

細谷功 の経歴

細谷功、ほそや・いさお。日本のコンサルタント。神奈川県出身。東京大学工学部卒業後、東芝を経て、アーンスト&ヤング・コンサルティングに入社。製造業を中心に、製品開発、マーケティング、営業、生産等の領域の戦略策定、業務改革プランの策定・実行・定着化、プロジェクト管理、ERP等のシステム導入などを行っている。主な著書に『地頭力を鍛える』『いま、すぐはじめる地頭力』『「WHY型思考」が仕事を変える』『象の鼻としっぽ』など。

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私の実感ですが、経験にムダはひとつもないんです。たとえば、コンサルタントという私の現職だけをみると、大学を出たらすぐにアメリカの大学でMBAを取って、大手のコンサル会社に就職するというのがもっとも効率的なキャリアかもしれません。でも、実際には味の素に就職して、九州のスーパーマーケットを回っていた経験が非常に役に立っているんですよ。店の倉庫整理を手伝ったり、ポスターを貼ったり。そういう経験を積んでいると、たとえばメーカーにコンサルティングをするときに「小売店のフォローが大事ですよ」といったときの重みが違う。「こいつはちゃんと裏づけがあっていっているな」と経営者の方が感じてくれるんです。これは、いわゆるエリート然としたコンサルタントにはない私の強みでしょうね。「いい経験をしてきたなあ」とつくづく思います。

(家庭教師派遣業の次の事業を起こそうとしたとき)最初は登録している4000名を対象に、商品を提供して商売しようと考えたんですね。たとえば、学生向けの保険や旅行企画。これが、ことごとく失敗。当時はちゃんとリサーチをせずに、思い込みだけで事業をやってしまっていました。学生に聞いてみると、自分たちはお金がないから家庭教師のバイトをしているのに、保険や旅行なんてムリですよって。そこから、そうか!お金がないんだったら、家庭教師以外に何か働き口を探してあげよう。という思考に変わっていったんです。

「こういう人材を送り出すとスポーツ界が発展する」といった唯一の答えはない。むしろ、バックグラウンドを含めた多様な人材を送り出すことで成功の確率を高めたい。

将棋でも、心や体の状態と判断力は密接に関係しています。私の場合、バロメーターは、答えを見つけることが時間的な制約があって難しいときに、踏ん切りよく手が選べるかどうか。思い切って選べる日は調子がよくて、逆に迷ったりためらう場面が多い日は心や体の状態がよくなかったりします。

スタッフによく言うのは、「楽しんでる?」とか「仕事を通じてカッコいい人になろう」です。僕が理想とする会社は、利益至上主義の会社ではなく、「皆で仲良く楽しく働ける」「仕事を通じてカッコいい人を目指す」会社です。採用の時点でその価値観を強調するので、それに共感している人材しか入ってきません。一応、方向性を再確認するために、社員総会や社内報などで、そんなことを話しています。

しまむらは時代の変化に対応しながら、成長を続けることができました。しかし、この間、決して特殊なことをやってきたわけではありません。私の入社当時から経営陣が標榜してきたことは、ただひとつ。「社員にとっていい会社にしよう」ということだけでした。社員にとっていい会社なら、それはお店にも表れて、お客様にもいい会社になるでしょう。そうすれば売上があがって、株主にもいい会社になります。こうした極めてシンプルな考え方でやってきました。

あと何十年ということを考えたら、ちゃんと仕組みをつくって頭を使ってマーケットを開拓して仕事をしていかないと長くは続きません。

私はアタマとマナコ(眼)の働かせ方次第で、商売というものの妙味がいかに無尽であるかをつくづくと感じさせられた。それからというものは、目、耳、頭、手足を油断なく働かせるようになり、周囲のものごとに対して一層注意力、観察力を傾けた。

人を大切にしない会社は、生き残れない。人に来てもらえなくなれば、会社を存続することはできない。

幾度となく戦火に追われたユダヤ人が金(ゴールド)を重視し、金歯や指輪、ネックレス、時計などに形を変え、身につけていたように、お金持ちは燃えても残る資産を大切にします。実際、私がお仕えしているお金持ちの邸宅には、必ずと言っていいほど地下に金庫があります。それもホテルや旅館にあるようなボックス型ではなく、壁に埋め込んだ金庫です。そのなかには、金やプラチナの延べ棒が収められ、非常時の備えとなっています。

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