村上力の名言・格言|叱るときは、一緒に原因を探るスタンスで

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部下を叱責しなければならない場合には、原因を感情的に問い詰めるのではなく、一緒に原因を探るという姿勢が重要になります。「何で遅刻したんだ?」「どうして納期に間に合わなかったんだ?」という疑問文は部下のためではなく、自分の怒りを発散させるための言葉です。


村上力 の経歴

村上力、むらかみ・ちから。日本のコンサルタント。千葉県出身。東海大学法学部卒業後、英国国立ウェールズ大学経営大学院でMBA取得。新日本証券(のちの新光証券)を経て、エートス・キャピタルマネジメント社長に就任。同社退社後、日本未公開企業研究所主席研究員、ウエストスフィア・パシフィック社東京事務所ゼネラルマネジャーなどを経たのち独立し、ハートアンドブレインコンサルティングを創業。主な著書に『人を動かす課長力トレーニング』『ビジネスで勝ち続ける男の思考法』『人を動かす お金を動かす 仕掛けの時代』『部下の本気に火をつけなさい』など。

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部下とは事前に目標を共有しておくことが必要です。そうしておくことで、部下は叱られた意味も理解しやすくなります。

新人を叱るときは、「なぜ叱られたのか」を明確にすべきです。「ここを直せば自分は伸びる」とわかれば、人は報酬を求めるので、そういった方向に行動します。ただし、なかには対人関係に慣れていない人もいるので、ストレス耐性を見極めつつ、頭ごなしに叱ることは避けた方がいいでしょう。

叱ると一時的には効果がある。しかし、本質的な解決にはならない。むしろ相手は活力を奪われ、ますます言うことを聞かなくなるだろう。

腰の重い社員もいますから、納期の中間地点に達しても、ほとんどできていないということもままあります。そのときには、叱るのではなくできない理由を解きほぐして、ゴールまで伴走するように心がけます。できない理由は技量不足のこともあれば、優先順位のつけ方に問題があることもあります。

人を叱るときは、言い方にも細心の注意を払いたいところです。相手の人格を否定するような言い方をする人がいますが、あれは良くありません。結果が出なかったのは考え方や行動が間違っていただけで、人格は関係ありません。あるいは、根本的に会社の仕組みにも原因があるかもしれません。それらを考慮したうえで、考えや行動の間違ったところだけを指摘して、次のチャンスを与えればいい。

いま、子供を叱れない、生徒を叱れない、部下を叱れない人がいる。何やってんの。叱ることが愛情だよ。

叱るときは電話や対面で伝えることも意識していました。メールを使うと文章が残るため、叱られたほうは引きずりやすくなります。またメールの場合、叱り方に失敗するとパワハラの証拠としても使われる可能性もあります。叱るときは形に残さずにその場で終わらせて、逆に褒めるときは形に残して効果を持続させる。この使い分けが大事です。

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