加藤進の名言・格言|部下を叱るときに必要な3つの資質

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部下を叱るときは、指導する側に、君に育ってほしいという「愛情」と「熱意」、そして、この人がここまで真剣に言ってくれるのだからと相手が納得するような「人格」が必要です。


加藤進(住友商事) の経歴

加藤進、かとう・すすむ。日本の経営者。住友商事社長。神戸大学経済学部卒業後、住友商事に入社。大阪入社鋼材貿易部、米国住友商事を経て、本社薄板貿易第二部副部長・部長、鉄鋼第二本部副本部長、人事総務グループ長、取締役、コーポレート・コーディネーションオフィサー、常務、専務、米国住友商事社長、米州総支配人、本社副社長などを経て社長に就任。

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部下の叱り方のコツとして、私は管理職セミナーなどで「かりてきたネコ」の原則を紹介している。
 か……感情的にならない。
 り……理由を話す。
 て……手短に。
 き……キャラクター(性格や人格)に触れない。
 た……他人と比較しない。
 ネ……根に持たない。
 コ……個別に叱る。

半導体事業部の本部長になったときも、「悪い情報をまず一番にあげるようにと言い渡しました。当然叱ることもありますが、叱るときにも、まず褒めてから叱る。「二褒め、三叱り」を心がけています。

私が誰かを叱るときは、やってくれることを期待されていながら達成できなかったときと、その点を修正するときです。叱らなければならないときは、最終的に叱ったあとで、相手が抱えている問題を確実に理解して、それが二度と起こらないように修正することを、常に頭に置いています。決して個人的な叱責になってはいけません。

部下を叱るときの基本は、何を理由に叱られているのかをきちんと相手に納得させることです。どこが間違っていたのかを理解させて初めて、叱ることが意味を持つのです。そうすれば同じ轍を踏むことはありません。

叱るべきときはきっちり叱りましょう。部下のためを思っての叱責なら避ける必要はありません。悪いのは、イライラや八つ当たりで叱り飛ばしてしまうこと。それは部下のモチベーションを下げる原因になります。

失敗に関してはあまり叱りませんが、道理の通らない行動はガツンと叱ります。たとえば、自分のミスを誤魔化したり、人のせいにしたりといった正義感のない行動ですね。怒鳴ることはしませんが、ストレートに言います。割とキツイ言い方をするかな。

部員が製品に何か品質問題を起こしたときも「何だッ、これは!」と怒鳴りつけることはできず、「一緒に考え、一緒に直そう」という姿勢を取ってきました。もちろん、上司と部下の関係なので形の上では叱ることになりますが、その中に「俺も若いときは同じような失敗をしたものだ」などという言葉を必ず加えたものです。

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