野間口有の名言・格言|欠点を指摘するより、良い点を褒めて伸ばす

このエントリーをはてなブックマークに追加

欠点や弱点を指摘するより、いい点を褒めて伸ばす。さらに単に褒めるだけでなく、自分より後輩であっても、その人の得意分野なら頼りにしてやること。そうした接し方、声のかけ方が人を育てることにつながると思います。


野間口有 の経歴

野間口有、のまくち・たもつ。日本の経営者、工学博士。三菱電機会長。鹿児島県出身。京都大学大学院理学研究科修士課程修了後、三菱電機に入社。応用機器研究所電子制御開発部MICSグループマネージャー兼自動車エレクトロニクス開発部ECIグループ主幹、中央研究所エネルギー研究部長兼応用機器研究所電子制御開発部MICSグループマネージャー、中央研究所量子エレクトロニクス研究部長、本社開発部次長、材料デバイス研究所長、中央研究所所長、情報システム研究所長、情報技術総合研究所所長、常務開発本部長、専務を経て社長・会長。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉


こんな名言はいかがですか? 新着 名言

「三角褒め」という最強の褒め言葉もあります。これは、「○○さんがあなたのことを褒めてたよ」などと間に第三者を挟んで褒めることです。「あの人がそう言っていた」と伝えるので信憑性が高く、効果的です。直接褒めるのが照れくさいという人でも、これなら伝えられるはずです。

いまの教育は褒めて育てるのが主流ですけど、そればかりでは人間は育たないでしょう。

人を褒めるときに押さえておきたいポイントは3つあります。

  1. 上から目線にならないこと。たとえ部下に対してでも、「上手だねえ」では、まるで子供扱いしているような印象になり、場合によっては逆効果に。対して、「俺のときよりすごいな!」などと自分を少し低めながら言うと、尊敬・感嘆がストレートに伝わります。
  2. 具体性を持たせること。「よくやった!」だけでは、何が良いのか相手に伝わりません。「3割アップとはすごい!」と数字を出せば、インパクトが強まります。
  3. 第三者を出しつつ褒めるよう意識すること。「部長も君を褒めていたよ」など、他の人の意見も交えると、説得力がぐっと上がります。

一生懸命話してくれる相手は、不目然に褒めるよりも「素晴らしい」「ナルホド」「面白い」の三つのうちどれかひとつを言葉にして返してあげれば、気分が乗ってきます。池上彰さんがよく使う「いい質問ですね」の一言は、一回褒められたら、気分の乗った質問者がその後もガンガン聞いてくるところまで考え抜いていると思います。

褒める場合、本人に対して直接は褒めません。たまに会議の場で、「このやり方はとってもいいと思う」などと言えば、皆が「おっ!」となって本人の喜びも増します。

昨今は「褒めるバブル」なので、注意しないといけないなと思っているんです。あまり褒めすぎると効き目がなくなりますから。

褒めることは非常に難しいのです。怒る場合は、1回のミスで瞬間的に叱れます。ですが褒めようとすると、じっくりと相手を観察しなくてはなりません。その意味では、怒ること以上に褒める方がしんどいんです。けれども、褒めあうことができれば仲間意識は高まり、社員同士の絆は深くなります。

ページの先頭へ