大前研一の名言・格言|情報の達人になるには情報の棚をつくる

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情報の達人を目指すなら、最初の一歩はひとつの整理棚をつくることである。私が学生に対し指導しているのは、毎日土曜日に3時間ほど時間をつくり、自分が関心のあることについてGoogleでネットサーフィンすること。3時間サーフィンしただけでは時間の無駄だが、その結果を、つまり「要はどういうことなんだ」と「それなら私はこう考える」をレポートにまとめる。面白い写真やデータを見つけたら、それもレポートに添付する。こうして作ったレポートが最初の棚になる。


大前研一 の経歴

大前研一、おおまえ・けんいち。日本の経営コンサルタント、経済評論家。福岡県出身。早稲田大学理工学部卒、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科博士課程で工学博士号取得。日立製作所に入社し、高速増殖炉の設計に携わる。2年後米国マッキンゼーに移り、日本支社長、アジア太平洋支局長、日本法人会長などを務めたのち独立。経営コンサルタント、ビジネス・ブレークスルー大学学長、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教授などを務めた。

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ビジネスマンにとっては、景気や業界動向などが「自分でコントロールできないこと」に当たるでしょうが、そのことばかり考えて不安に感じるという人は、目の前の仕事に全力投球していない証拠。余計なことを考えられるほど暇だということです。

ある意味では、部下は先生なのです。彼らの話に耳を傾けること。それこそが、40代がすべき勉強だと思います。100人いれば100の意見があることを、身をもって理解すること。そして、彼らのアイデアを具現化するためには、自分がどのようにサポートすればいいのかを考える。自分のもっているスキルや人脈を改めて見直す。さらに、できれば自分のサポートが適切であったかどうかを部下に聞くのです。

どんな仕事でも、仕事の相手は生身の人間です。だから、人間の喜びや悲しみについて知ることは、誰にとっても必須。文学は、その意味で、何よりの教材になります。読む本は古典でもいいですし、芥川賞などの賞をもらった現代文学でも構いません。

私が生命保険の営業をしていた当時は、金曜日は、バックオフィスの仕事が中心です。月曜から木曜までにできなかった資料づくりや事務処理などの作業をまとめてこなします。もし翌週に空いているコマ(1コマ2時間単位の時間のブロック)があったら、金曜日に集中的に電話をかけて埋めていきます。翌週の計16コマがすべて埋まっていれば、月曜から再び何も考えずに仕事にとりかかります。

必要以上に仕事を抱え込むことは自分のためにはなりませんし、周りのためにもなりません。仕事が時間内に終わらないばかりか、過剰な負担を背負い込むことで、「なんで自分ばかりこんなに仕事が多いのだろう」とストレスが溜まってしまいます。無理がたたって身体を壊してしまえば、それこそ周囲に迷惑をかけることになります。各人が仕事量を適度に調整して、組織として効率よく仕事を進めていくためにも、頼むべきときには頼み、断るべきときには断ることが大切なのです。

大切なことは、ビジネスの世界では、書くことには必ず行動が伴うと考えなければならないということです。考えること、考えていることを言葉にして書くこと、実際に行動すること。この三つがバラバラであってはならないのです。その意味で、書くということはコミットする(誓約する、約束する)ことと同義です。

ビジネスの文章では具体性と客観性を保つことが不可欠です。「ほぼ・およそ・ほとんど」などの概数的な言い回しや、「~なようです」といった表現は避け、数字を用いて表現することを心がけましょう。

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