川村隆の名言・格言|得意ではない分野からは撤退する

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ボラタイル(価格変動が大きいもの)な分野からは距離を置くことも明言した。一例が薄型テレビだ。日立はなぜ得意とは思えない分野に注力するのかと社外から指摘されていた。テレビ事業はその後、海外工場を閉鎖し、電子機器受託製造サービス(EMS)へと切り替えていった。


川村隆 の経歴

川村隆、かわむら・たかし。日本の経営者。「日立製作所」社長・会長、「東京電力ホールディングス」会長。北海道出身。東京大学工学部電気工学科卒業後、日立製作所に入社。電力事業部火力技術本部長、日立工場長、取締役、常務、副社長、子会社の日立ソフトウェアエンジニアリング会長、同子会社日立マクセル会長などを歴任したのち、日立本社の会長兼社長に就任。世界金融危機によって7873億円という巨額な赤字を計上した同社を2年でV字回復させた。そのほか経団連副会長、東京電力ホールディングス会長を務めた。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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取材はフェース・ツー・フェースでなければ駄目です。話を聞くなら、相手のツバがかかるぐらいの距離でなければ本当のことは聞き出せない。互いに話していて腹が立ったら殴られる距離です。

野球には正解がありません。しかし、だからこそ誰を起用するかについても、自分の中でしっかりと判断基準を持っています。けれども、それで失敗することもあります。自分の采配がまずかったと思ったら、「自分のミスで負けた」と新聞記者にコメントしますし、選手に直接「申し訳なかった」と言ったこともあります。

人間は「易きに流れるもの」です。当たり前のことを当たり前にやるのは、実は大変難しい。

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企画に関して、「こうすればうまくいく」というセオリーはない。「前にこういうやり方でやったから、今回も同じ手法で」というのは通用しない。すべての企画は一回一回がオリジナルであり、オーダーメイド。

特殊な知識や技能で身を立てる人は別だが管理者の立場に立って、企業経営に参加しようとするならば、わずか大学時代の専門に自らを釘付けにしないで、社会へ出てから、理科系の人は法律や経営の常識を、また経済系の人は理科系の一般常識を身につける必要がある。

空間にコンセプトを与えて貸し方を工夫すれば、必ず借り手がつく。

近代ホテル経営に科学的かつ合理的な技術を導入し、ホテル産業を近代産業に脱皮させた人物エルズワース・スタットラーの言葉に、「お客様の望むことをやってさしあげなさい、お客様の望まぬことをやってはなりません」という言葉があるんです。いまでこそ意味が分かりますが、かつての旅館のサービスとはそうではなかった。お客様個々のニーズの多様化、個性化、高度化をどう嗅ぎ分けていくのか。まことにむずかしいですね。

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