川村隆の名言・格言|経営再建の第一歩は、社員の気持ちを揃えるためにビジョンを明確にすること

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私が経営再建の最初に注力したのは、すべての社員の気持ちを揃えることだった。それには自分たちのアイデンティティを明確に打ち出す必要があった。日立は創業者小平浪平が国産電気機械の量産を目指し、五馬力電動機を製作したところから出発した。創業の原点は社会インフラの事業や技術にある。日立の事業の基本は電力や鉄道や水事業などの社会インフラにある。そこで、ITで高度化された社会インフラの実現を「社会イノベーション」と呼び、「総合電機」から「世界有数の社会イノベーション企業」になることを新たなアイデンティティとして掲げた。


川村隆 の経歴

川村隆、かわむら・たかし。日本の経営者。「日立製作所」社長・会長、「東京電力ホールディングス」会長。北海道出身。東京大学工学部電気工学科卒業後、日立製作所に入社。電力事業部火力技術本部長、日立工場長、取締役、常務、副社長、子会社の日立ソフトウェアエンジニアリング会長、同子会社日立マクセル会長などを歴任したのち、日立本社の会長兼社長に就任。世界金融危機によって7873億円という巨額な赤字を計上した同社を2年でV字回復させた。そのほか経団連副会長、東京電力ホールディングス会長を務めた。

経営・ビジネス・仕事・お金・経済的に成功した人たちの言葉

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私の30代は夢に向かって走りまくった10年でした。みなさんも前だけを見て突き進んでほしい。ときには、水たまりに足を突っ込んで泥水を浴びたり、穴に落ちることもあるかもしれません。それでもまた立ちあがって走りだせるのが、30代ですから。

私は「未来ノート」をつけています。1カ月に1冊。社会課題を解決するためのプランを毎日4時間、土日10時間、26年間1日も欠かさず書き続けています。今年で310冊目になりました。

多くの人は「コンプライアンスは企業のためのもの」と思っていますが、それは正しい理解ではありません。なぜならコンプライアンスは、「ビジネスマン個人を守るためのもの」でもあるからです。あなたが個人情報を扱う部署にいて、会社からはその管理について何の指示も受けていないとしたら、それは非常に危険な状態です。もし個人情報が流出すれば、あなた一人が責任を問われる可能性があるからです。実際、こうした不祥事が起きた際には、担当者が責任をとるため会社を去る事例は珍しくありません。場合によっては、法律違反で刑事罰を科される可能性さえあります。そのときになって、「会社が何も指示しなかったから」といっても手遅れです。

毎日、午前7時に無線室に入り、運転手とお客様に向かって話しかけることもしました。もう40年以上、一日たりとも休まずに続けています。我が家では元日の朝、家族で食卓を囲んだことが一度もありません。

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私は金融政策というのは、凧上げと同じだと思っています。インフレを防止する時には、糸を引っ張れば、金融引き締めの効果が表れます。しかし、デフレの時に、金融を緩和し、いくら糸を緩めたとしても風が吹かなかったら凧は上がりません。その時に風を吹かせるのが政府の成長戦略です。

雑談の話題は芸能、スポーツ、経済、社会と何でもいい。当たり障りのない話題で複数のエサを撒き、相手が興味を持ってきたものを膨らませるのが有効です。

私は幼いころに兄を亡くしました。結果、人間に明日は約束されていないという、極めてシンプルな事実に気づいたのです。だから、思ったことは早く実行に移すべきだと思っています。

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