澤田秀雄の名言|今すぐ誰でもできることで結果を出し、負け癖体質を少しずつ変える

ハウステンボスの再建をはじめたとき、社員たちは元気がなかったですね。社内の雰囲気もとても暗かった。18年間ずっと赤字ということは、「ボーナスが出ない」「給料も上がらない」「優秀な人材も去っている」ということ。社長が9回も代わっていますし、「頑張っても黒字にならない」という諦めが蔓延していた。明るくなれるわけがなく、負け癖がついている状態でした。私が意識したのは、とにかく分かりやすく、すぐに実行できる「働き方の改革案」を提示し、現場の雰囲気を変えること。難しい話をしても、簡単には伝わりません。今すぐ誰でもできることで結果を出し、負け癖体質を少しずつ変えようと考えました。具体的に求めたのは3つの働き方です。「出勤後15分の掃除」「嘘でもいいから明るく振る舞う」「早く歩く」。この3つを実践すれば黒字になると訴えました。最初は皆、狐につままれたような顔でしたよ(笑)。でも「騙されたと思ってやってみなさい」と。

澤田秀雄 の経歴

澤田秀雄、さわだ・ひでお。旅行会社HISの創業者。高校卒業後、ドイツのマインツ大学に留学し、ヨーロッパを旅してまわる。帰国後、HISの前身であるインターナショナル・ツアーズを創業し、格安航空券を個人に販売し大成功を収める。その後、航空会社スカイマークエアラインズを設立や、ハウステンボスの経営再建に成功するなど、同社を総合旅行企業へと成長させた経営者

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日本語の「勉強」というと緊張を強いられるイメージがありますが、英語の「ラーニング」には「わからないものを自然に理解していく」というニュアンスがあります。これを大切にしたい。

乱世を乗り切れる組織とは、総花的に何でもそこそこできるジェネラリスト集団ではありません。多様性を認め合い、一人一人が何か専門分野を極めたプロで構成された組織こそが、生き残っていくはずです。

家庭でも職場でも、そして心の中も、余計なものを片付けてきれいにするのは、容易なことではありません。しかし、きれいにしたあとは、心地よく安心して過ごすことができるでしょう。

当社のコンサルティングでは、グローバルで統一すべき領域と、ローカルで維持すべき領域のバランスを重視しています。画一的なプロセスを無条件に普及させるのではなく、ローカルの特性を大事にするアプローチが欠かせないと考えています。競争力を担保しながら、標準化していくわけです。

風が止まったり逆風に変わったとしても持続的に前に行けることが大事で、そのようにするためには、やはりペース配分が大切。

江戸時代、武士の教育の第一は胆力を鍛えることにあったと思います。ガッツがあったからこそ、明治維新は成し遂げられた。私はそう考えてもいいと思います。

経営者には、自社が今どのような状況にあるのか、強み・弱みが何かなど客観的にとらえる視点が必要です。しかし、現実にはなかなか難しいこともあります。その場合、他者の意見を聞き入れる素直さがあるかどうか。他者の意見を素直に受け止め、それを分析することで状況を冷静に見つめ、次の手を打つことができるのです。

当社には、先輩方が商品を語ってブランドを作ってきたという歴史があります。商品を語るという基本ができて初めて、高い目標を掲げることができる。

他人はそう簡単に褒めてくれません。それなら自分で自分を褒めるしかない。今の時代、自分で自分を褒める能力がなければストレスに負けてしまいます。

当グループでは判断が外れ2年連続減益になると社長交代です。社長たちも交代にならないよう策を練り、成功確率の高い即断をしようと心がける。こうしてグループ全体の経営速度と質が高まっていく。

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