藤田晋の名言|仕事にプライドを持てないなら、環境をリセットする

「プライドを持ちたくても持てない人」は、世の中や会社、同僚のために役立っていないと感じている人だと思います。極端な例では、仕事がなく、社内でほぼ働いていない状態の「社内ニート」がそう。そんな人は、自力でプライドを持つのは難しい。何とか別の部署に異動するか、転職するかで、環境をリセットするしかありません。

藤田晋 の経歴

藤田晋、ふじた・すすむ。日本の経営者。サイバーエージェントの創業者。福井県出身。青山学院大学経営学部卒業後、人材紹介・派遣事業の株式会社インテリジェンスに入社。その後、インテリジェンスの出資を受けサイバーエージェントを設立。同社を東証マザーズに上場させた。主な著書に『渋谷ではたらく社長の告白』『ジャパニーズ・ドリーム』『藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー』『藤田晋の成長論』『渋谷ではたらく社長の成功ノート』『起業ってこうなんだ(共著)』など。

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会話で詰まってしまったら、その場で気が付いたことを言葉にしてみるという方法があります。窓から見える景色がよければ、「こんな眺めのいいところで仕事をしていらっしゃるんですね」と言ってみましょう。ここでのポイントは、「相手を主人公にして話す」ということです。「とても素敵なオフィスですね」ではなく、「こんな素敵なオフィスで仕事をしていらっしゃるんですね」と、相手を主語にした言い方を意識するのです。言っている内容は同じでも、これだけで相手の反応はまったく違うものになります。

ビジネス化できるのは、「好きなこと/したいこと」と「得意なこと」「稼ぐこと」が重なる分野。3つが重なることで初めて、楽しく長く続けられるビジネスができる。

グローバルスタンダードということについて考えさせられました。協調するところは協調しつつ、争うべきところは争うという姿勢が大切なのではないでしょうか。コダック社とは、フィルム戦争の真っただ中でさえ、デジタルカメラの統一規格を作るための話し合いを続けて言いました。言いたいことをいいながら論争していく中で、初めてお互いに相手を認識することができると思います。
【覚書き:フィルム戦争とは米コダックが米国通商代表部に「富士フィルムが日本政府と共謀してコダックの参入を阻んでいる」という報告書を提出したことで発生した貿易摩擦問題。事実無根な内容だったため富士側は500ページにも及ぶ反論書とメディア戦略でコダックを退けた】

商売のヒントは生活の中にある。

以前現役だったころと比べれば、体力や回復力が落ちていることは、素直に認めなくてはなりません。だからこそ、無駄を削ぎ落とし、有効な練習法を考える必要があるのです。

会社をつくる前のビジネスマン時代に、部下を持って仕事をしていましたが、ちょっとした仕事を頼みたいと思っても、部下も忙しいので頼めない。結局、自分でやらなければならず、こういうときに誰かに頼めればいいなと思ったところから着想しました。

厳しい評価をされてモチベーションが下がった、という人は、本当は心が傷ついているのではないでしょうか。それを、たとえば「あんなことを言われたら、モチベーションが下がるよ」とモチベーションの問題にしてしまうと、傷ついた心は放っておいては癒やされない。ですから、まずは「本当にモチベーションが下がったのか? そうではなくて、自分は傷ついているのではないか?」と問いかけてみること。自分の傷ついた心を認めれば、そのぶん回復も早いし、それとは別にやるべきことを考えられるはずです。

手紙は受け取るタイミングによって響き方が違います。自分が悲しみの淵にいるとき、気分がふさぎ込んでいるときなどに受け取った手紙は、本当に心に響くものだと実感しました。そんな経験から、周囲を見回して、苦しんでいる人や悩んでいる人に励ましのひと言を送ることをお勧めしたいですね。

交渉では先に提案したほうが優位に立てます。アメリカのある企業との交渉のときのエピソードです。そのとき私はスティーブ・ジョブズと組んで仕事をしていたのですが、ジョブズが交渉に行ってもどうしてもOKをくれない企業がありました。そこで私はいろいろと調査した結果、決定権を持つ人の奥さんが大の人形好きで、私との交渉日がちょうど二人の結婚記念日だということがわかったのです。そこで私は交渉当日、あえて時間を長引かせました。というのも、アメリカ人は結婚記念日を大事にするので、相手は早く帰らなくてはならないはず。すると案の定、相手は時間を気にしてイライラし始めました。そこでさらに話を引き延ばし、ついにOKを引き出したのです。この話はそれだけで終わりません。私は日本から奥さんへのお土産として日本人形を持参していました。それを彼に渡すと、大喜び。おかげでその後の交渉もスムーズに進みました。あとでジョブズも「どうやったんだ」と驚いていましたね。リサーチの手間はかかっても、結果的に取れない合意を取れるのなら、調査時間はムダどころか、スピーディに合意を得るためにかけるべき時間ということになります。

ティーチングとコーチングは決定的に違います。ティーチングでは端的に答えを伝えます。経験者が初心者に対して、より効率的な方法を教えるわけです。一方、コーチングは答えは示しません。相手に質問を投げかけ、考えさせ、話を聞く。一緒に考えることで相手の行動変容をサポートするのです。

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