藤田晋の名言|自分ではなく仕事にプライドを持つ

プライドは、それを感じさせ、支える対象が存在しなければ成り立ちません。「プライドが高くて使えない人」と言われる人は、プライドの対象が「自分」にあります。例えば、企画書を上司に一蹴された時に、「自分のプライドが傷つけられた」と感じる人です。そんな人は苦境に陥った時、プライドを傷つけられないように保身に走ったり、逃げたりします。苦境に強いのは、「この仕事さえやり抜ければ、自分のことなんてどうでもいい」と考えられる人。こういう人は、仕事にプライドを持っています。「プライドの基になっている対象は自分なのか、もしくは自分以外の何かなのか」。この2つの差は大きい。勘違いしないよう、自問自答してみてください。

藤田晋 の経歴

藤田晋、ふじた・すすむ。日本の経営者。サイバーエージェントの創業者。福井県出身。青山学院大学経営学部卒業後、人材紹介・派遣事業の株式会社インテリジェンスに入社。その後、インテリジェンスの出資を受けサイバーエージェントを設立。同社を東証マザーズに上場させた。主な著書に『渋谷ではたらく社長の告白』『ジャパニーズ・ドリーム』『藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー』『藤田晋の成長論』『渋谷ではたらく社長の成功ノート』『起業ってこうなんだ(共著)』など。

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現場で体を動かして五感をくまなく使う。机に座って報告書を読んで判を押すだけの経営者に、直感力はないでしょう。

私が入社した当時の住友商事は、鉄鋼に強いと評判の商社でした。そこに入社してすぐに、「会社の中で一番弱い部門に配属してくれ」と言ったんです。それができたばかりの紙・パルプ部門でした。当時の上司たちには、「なんて生意気なヤツだ」と思ったと後で言われましたね。でも、できあがったところには既に実績を挙げている人もいるし、外部からの横槍も多そうだと感じたものですから。

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数々の素晴らしい企業の歴史を振り返ると、大抵の場合、初めに強い情熱を持つ人物がいるものです。彼らは何が根本的に重要なのかを知り抜いているため、あらゆる障壁を乗り越えることができます。

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いまや全世界で資本主義的な経済の行き詰まりが見えています。競争社会で分断された個々の繋がりと関係をもう一度融合させる時代が来ています。利益を伸ばす経済ではなく、助け合うことでお互いが豊かになる生き方を目指したい。

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