南場智子の名言|理屈で話しすぎない

最近気をつけていることは、「理屈で話しすぎない」ということです。特に外部の方から誤解に基づくクレームを受けたり、あるいは折衝事において意見が異なる時、私のような元経営コンサルタントは正論やロジックで直接的な反論をしてしまいがちです。しかし実際は相手も理屈は十分に分かっていることが多く、ほかに言いにくい不満があったり、感情のやり場がなかったり。そんな時に分かりきった正論を振りかざしても「こと」はなせないどころか、火に油を注いでしまいます。

南場智子 の経歴

南場智子、なんば・ともこ。日本の創業者。ディー・エヌ・エー創業者。新潟県出身。津田塾大学卒業後、米国ブリンマー大学に留学後、マッキンゼーの日本法人に入社。同社在籍中にハーバード大学でMBAを取得。その後、同社を退職し、ディー・エヌ・エーを創業。インターネットオークションのビッダーズ、携帯電話ゲームサイトのモバゲータウンなどを立ち上げ、成功に導いた。

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人と違うことを考えるという信念で物事を決めてきた。

謙虚に学びつつ、同時に粘り強く提案を続けていくことで、私の話に徐々に耳を傾けてくれる人が増えていきました。
【覚書き|ホリプロ時代を振り返っての発言】

あくまで僕の経験ですが、アイデアの独自性を左右するのは、インプットの「量」だと思います。一部の天才を除けば、ほとんどの人の脳味噌はゼロから何かを思いつくほど優れてはいない。ですから何かを生み出すには、とにかく「入れる」しかないのです。

公開市場というのは誰もがアクセスできることが重要です。市場においては投資家に貴賤はなく、よい投資家や悪い投資家というのはあってはならない。

良きにつけ悪しきにつけ、企業経営の問題点は99%経営者に責任がある。

どれだけ商品が良くとも、小売の流通構造を軽視して、その市場での成功はあり得ない。

『THE21』本誌のデザイン事務所までは徒歩5~6分なのですが、増刊号『DUAL』のデザイン事務所や編集プロダクションは地下鉄を使い、往復だけで1時間ほどかかり、打ち合わせをしていると、それこそすぐに半日潰れてしまいます。そこで、簡単な打ち合わせで済みそうなページの場合は、デザインの参考になりそうな記事が手元にあれば、誌面をスキャンし、PDFをデザイナーに送付、追って電話で相談するようにしました。確実に残業は減りました。

やらなきゃいけない資料が机の上に山積みになっているときは、いったん資料をすべてダンボールにしまって、目の前をキレイな状態にしたら、まずやるべき資料だけを取り出して、その処理に集中する。どれも優先順位が等しければ、目をつぶって引き当てたものでやってみる。それでOK。

合併の際に、加工食品や酒類、チルド品などを持ち株会社の下に並べる考えもありましたが、しかし、それだと別々の指揮命令系統になるので、それぞれに経営企画部門があり、営業本部長がいることになる。そうなると給与も人事制度も違いますから、人事交流も難しく、一緒になる意味が薄れてしまいます。一歩踏み出すためにもひとつの会社にすることが必要だったのです。

一流になりたいというのが私の信条です。現状に甘んじることなくやってきました。

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