南場智子の名言|最後に笑顔を送ることで、問題は「こと」であって、「ひと」ではない、ということが伝わる

マッキンゼー時代、上司に「南場さんは厳しすぎる。相手(部下)に逃げ道を作ってやるべき」と指摘されたことがあります。嫌だ、逃がしてどうする、と答えると、「ならば言いたいことをすべて言った後、最後にニコッと笑ってみてはどうか?」とアドバイスを受けました。若い頃は言われたことがよく分からなかったのですが、これは実行するとなかなか良い感じになります。人格を否定しているわけでもなく、その人が嫌いになったわけでもないのに、ガルルッと言いすぎると相手は全否定された気持ちになってしまいます。しかし最後に笑顔を送ることで、問題は「こと」であって、「ひと」ではない、ということが伝わるのでしょう。そして笑顔は人を遠ざけません。

南場智子 の経歴

南場智子、なんば・ともこ。日本の創業者。ディー・エヌ・エー創業者。新潟県出身。津田塾大学卒業後、米国ブリンマー大学に留学後、マッキンゼーの日本法人に入社。同社在籍中にハーバード大学でMBAを取得。その後、同社を退職し、ディー・エヌ・エーを創業。インターネットオークションのビッダーズ、携帯電話ゲームサイトのモバゲータウンなどを立ち上げ、成功に導いた。

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自分の感情がいまどうなっているのかに気づくことが大切です。ですから、日ごろから自分の心を見張る時間をできるだけ増やすこと。そして、出てきた感情を徹底的に客観化すること。怒りを感じたら、それがどのように湧いてきて、どんな具合に心のなかで暴れているか見守ってみてください。すると、怒りの演劇を遠くから眺めているような具合になって、自分と怒りとが一体化せずにすみ、次第に怒りは威力を失って消えてしまいます。

勝ちには偶然の勝ちというものがあるのですが、負けには必ず理由があります。そして勝負は気持ちの準備も含めて、準備段階でほぼ決まっているので、負けは、勝つ準備をしていなかったことでもあるんです。だから準備に注力するようになる。次に、敗戦するということは準備に問題があったわけですから、その準備が正しかったのかを振り返るようになる。

あえて成績トップの社員が勉強会でノウハウを公開するのは、仲間の成功も祈っているから。それぞれが生命保険の仕事に人生を懸けているのです。そのプライドが社内の勉強会を続ける原動力になっています。

製品開発は、毎週月曜日の「プレゼン会議」が中心になります。ここで、年間1000アイテム以上の新商品が誕生する。私を筆頭に、役員や幹部が勢揃いする前で、開発担当者が新商品をプレゼンするわけですね。当然、厳しくチェックします。私は顧客の代表ですから。従来品と何が違うのか、ライバルとの差別化はどうなのか、利益にどれだけ貢献するのか。 ダメ出しは日常茶飯事ですが、社員も慣れたもので、持ち帰ってその日のうちに改善してくる。社長や役員が揃っている会議ですから、その場で決裁になります。認められればすぐに取り組んでライバルよりも早く商品化できる。

私の人生の目的は、効率よく、高い成果を上げることではないようです。わくわくしながら、自分も知らなかった自分の一面を発見したり、課題解決の方法を生み出したりすることが楽しいのです。

リーダーたる者、「困難の度合いを見極める賢さ」を持っていなくてはならない。何を変え、何を変えないのか。何を優先し、何を劣後させるのか。分別する賢さというものです。

ハーバードビジネススクールを出たから立派な経営者になるかというと、そうではないんですね。そういうところでは学べないこともたくさんあるんです。

素直な心で周りの声に耳を傾ければ向上心が高まり、知識・スキルが身につきやすいし、その姿勢を見て回りも、「コイツにいい環境を与えてやろう」「一皮むける経験をさせよう」と考えてくれるので、いろいろな体験を積むことができます。それで成長できたことに対して感謝の気持ちを抱けば、さらにエンジンが回って、成長のスパイラルが加速していきます。

役人は2年で部署が替わっていきます。Aをやっていました。このときはそこで一生懸命やりました。Bに移りました。Bを一生懸命やっています。Aはもう忘れました。そういう組織の中で、全体を見る人がいないからいけないのです。だから、上に立つ人たちがグラフを見て、自分たちの位置がどうなっているかをチェックしてあげればいいのです。トップだけではなくて、課長以上の管理職はみな、そうならなくてはいけない。

野球選手である前に、社会人としてしっかりとした自分を作りなさい。

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