アレックス・カーの名言|ノーリスクほど怖いものはない

「ノーリスク」というと聞こえはいいですが、リターンがなければ組織も個人も成長できず、長期的には行き詰まってしまう。実は、ノーリスクほど怖いものはないのです。

アレックス・カー の経歴

アレックス・カー。東洋文化研究家。アメリカ・メリーランド州出身。イェール大学日本学専攻卒業、慶應義塾大学国際センター留学、オックスフォード大学ベリオール・カレッジ修士号取得。研究の傍ら、古民家改修などのプロジェクトに携わった。

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私が務めていた「折目」も含めて神奈川県の3社が一緒になり、Paltecの横浜支社が開設されました。今まで戦ってきた歴史も文化も違う会社が一つになるのですから、仕事のやり方も異なり、難しい部分も確かにあります。しかもその2年後、システム統合により、物流センターのシステムがオーバーフローするという大トラブルが発生しました。それを約1カ月間、横浜の3社のみんなが力を合わせ、家にもほとんど帰らずにがんばって復旧させたのです。これで戦友のような一体感が生まれました。

「もっと自由な発想をしろよ」と部下を鼓舞する上司はいるが、鵜呑みにしてはならない。「クライアントに気に入られる自由な発想をしろよ(まずオレに、だ)」と言っているにすぎない。

訴訟社会の米国で高い授業料を支払って学んだのは、しかるべきチェックリストを調べ、確実に判断しながら、プロセスをひとつひとつ積み上げていかないと、後でどんな間違いが出てくるか分からない、ということです。普段から弁護士との間でいろいろとやり取りしていて気を配っていたからこそ、正しい対応が取れ、訴訟に勝つことができました。

営業マンが商品を説明するとき、相手の表情などをよく見て「ここに興味を持っていそうだな」という部分があれば、そこに的を当ててポイントを3点に絞って伝えること。相手の顔色を見ながら、「このあたりはわかっていないかな」と思うところがあれば、そこをわかりやすく重点的に説明するのです。

社長になって早期退職制度をやりました。厚生年金基金も解散した。そこは、経営者としての信念を通しました。一生三越で働こうと志を固めてくださっていた人たちに考え直してくださいと言うのは非常に辛かった。日本で2番目か3番目にできた基金だったので、役所に目立つから困ると言われましたが、決断せずに会社が破たんしたのでは元も子もない。

親の苦労なんて家の中でグチャグチャ聞かせてもムダ。一回、外から見せなきゃダメ。貧しい生活も経験させることが出来て一石二鳥よ。

同様の仕事をしていても、グングンと伸びる人とそうでない人がいるのは、ひとつひとつの仕事に対する問題意識に差があるからです。いち早く一人前になりたければ、目の前の仕事に全力で取り組むこと。その積み重ねこそが、人を成長させると思うのです。

一度やると決断したら、結果を出すべく最後までやり抜くことが大事です。まさに実行あるのみです。

『百物語』は百話近くもあるのに、ひとつとして同じテイストがないんだよ。何回読んでも飽きが来ない。俺たちが書いているような現代怪談っていうのは、科学で説明がつかないことをネタに書くわけ。死んだ人が帰ってきたとかさ。でも江戸の人にはそれは当たり前なんだよ。『百物語』が描いているのはその先。たとえばどうしてその人が化けて出たのか、という部分に話のポイントがある。怖さを娯楽として楽しむ「粋」な部分も含めて、怪談を書くってこういうことなのかとすごく勉強になったよね。風呂場で読んだり、出先でなくしたりで、都合10回は買ってるんじゃないかな。

アイデアを考える時は、短期的な視点だけではなく、10年、100年後といった「大きな構想」も描いて検討することが大事なのです。これは経営者だけが考えることではありません。あらゆる事象を包み込むような大きな構想化が、問題解決のカギとなります。

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