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覚悟に勝る交渉なし。

頭のいい人とは、同じフィールドで戦っては駄目なんですよ。戦う場所を低くすることで、自分の武器が強さを発揮できる。自分の価値を活かせる場所で戦えば、学歴と関係なく、十分、勝てるんです。

自分にできないことは、得意な人に頼っちゃうのがいい。趣味の釣りでも、上手い人に同行してもらってやり方を聞いてみる。できる人って頼られるとうれしい人が多いから、結局Win-Winなんです。

生きる上において間違った努力をし続けてしまうことは、何もしないよりもひどいですから。しまいには「俺、こんなに頑張ってんのに」って気持ちが入ってくる。この気持ちに心を奪われたら駄目です。そこで成長、止まってしまいますから。

自分が思った通りにならないと楽しめないってスタンスだと、毎日がつまんなくなっちゃう。だって、物事には、常にイレギュラーがつきまとうし、お金や運を自分が欲しいだけ手に入れることなんて難しいしね。だから、ないものねだりはしないほうがいいの。

自分からはできるだけ環境を支配し、環境からはできるだけ支配されない。人間の価値はおそらくそこにある。

結局、いい漫画をつくり続けることが、僕らの最高の喜びなんだよね。ヒットすればリターンも大きい。いわば僕らにとって漫画は最高の投資。それは夢中になれれば、どんな仕事でも同じだと思いますよ。仮にリターンが少なくても「かえってよかった!」と思って、また前を向けばいいんです。

読者アンケートが毎週1位だった『ミナミの帝王』を徹底的に分析しました。それをマネて、ありえないことでも情感たっぷりに描いてハッタリをかます、今の作風に変えていったんです。そして結果が出て、アンケートが上位にあがり、『ドラゴン桜』などが生まれたんです。

俺は「非難」と「賞賛」を使い分けて、選手の負けじ魂のようなものを引き出してきた。言葉の力は大きい。配球と同じだよ。とおり一遍の球を投げては駄目だ。相手がどう考え、どう動くかを読み、次の球を決める。交渉に限らずコミュニケーションとはそういうものなんじゃないのかね。

大事な交渉ごとも、日々の仕事から地続きにつながっているんだ。目の前の仕事に打ち込む、常に己を磨いておくこともまた、いざという時の交渉力になるということだ。

受験で高得点を取る能力と、仕事でいい成果を上げる能力は別です。受験では記憶力や、言われたことを正確にこなす力が得意な人が評価されます。しかし、仕事では、創意工夫や正解のない課題に粘り強く取り組む力が求められるんです。

昔、巨人師匠に言われた「間違った稽古は何もしないよりもひどい」って言葉が好きです。ホンマその通りやなって思います。

それまでのやり方にこだわることなく「どうすればうまくいくか」と考えた。結果、新しいやり方に変えることができ、仕事を軌道に乗せられたんです。

幸運や不運は、自分の気持ち次第。

必死になって計画を立てないでも、意外とうまくいくことはある。

最初にウジウジ悩まずに、まずやってみる。いろいろ手を出す。それだけで毎日を面白がれるようになりましたね。そうしたら、結果もついてくるもんです。思うほどついてきていないけど(笑)。

自分がやること全部を光らせようとすると、人の意見に縛られる。「なによ、アレ」と言う人がいても結構! 駄目な部分も一杯あって、たまに光るでしょ、ぐらいのスタンスが一番です。

「きっと面白いだろうな」と思ってやってみること。ある程度経験してきた大人は「これをやってもつまらない」とか「得にならない」と最初から決めちゃうよね。もったいないですよ。「今度は面白くなる」と思って、まずはやってみることですよ。

いろんなことに手を出して、リスクを背負って興奮して欲しい。もちろん、やることが多くなれば評価はバラバラになりますよ。でも、悪い評価もある中で、1個いい評価が出てくれば、ラッキーぐらいでね。

人の顔色をうかがって、結果なんて出せるわけありません。いい評価を得るのが目的になると、無難な仕事にだけ手を出すようになる。そうなると、1個のことだけをくり返して「これが僕の魅力です。光ってるでしょ?」って押しつけがましくなってしまう。

心の病を防ぐためには、少しずつ自己主張をしてみましょう。たとえば、急ぎの仕事を頼まれたとき、思い切って断ってみる。その場では勇気がいるかもしれませんが、心の病を患うよりはよほど良いはずです。

毎日、動揺や緊張した瞬間をメモしましょう。すると、何が苦手かがわかり、対策を打てるようになります。

自分を素直に受け入れ、その上で、より生きやすい自分になるために、自分を肯定していきましょう。すると、敏感な自分が嫌いではなくなり、クヨクヨすることが減ります。

敬語は「こういうシーンでこの言葉を使えば正しい」なんて言えない。いくら正しい敬語を使っても、腹が立つ相手はいる。逆に敬語が多少間違っていても、敬う気持ちが伝わるときはあるんです。

まあカイジみたいに命を削るような勝負は現実では必要ないよ。リラックスして頑張り続ければいい。

ユニークな経歴だから面白いマンガが描けるんだろうね。だって中学くらいから、家にこもってスクリーントーンまで使って上手にマンガを描く人の世界観って、結果、同じようなモノになりがち。むしろマンガとかけ離れた違う業界で、回り道した人のほうが圧倒的な個性と強みを打ち出す人が多い気がしますよ。

自分の経歴と照らし合わせて、ビジネスと結びつけて考えられない資格は、注目の資格だったとしても、苦労して取得しても役に立たない可能性がある。

社内で専門的な知識が求められるときに、自分が関連する資格を持っていて、他に詳しい人がいなければ、その分野での唯一無二の存在、専門家の地位を確立できる。

恐らく会社の経営者もなぜ事業が成功するのか分からないでしょう。何か運が良くって成功するので。何か特別なことをして成功した場合もないわけではないでしょうけれども。だいたい商売っていうのは運ですよ。

「儲けよう」という気持ちがあまりなくなると、儲かるようになります。若い時は「何とかして儲けてやろう」として失敗する。年を取って、「貯金するよりは少しましならいいか」という思いで株をやっていると、案外とびっくりするような儲けが出ます。

私自身、大きな期待を抱き過ぎて多くの失敗をしてきた。最良の学びは他の人の失敗から得られる。

私の経験では、破綻する企業の共通点は経営者の怠慢。

『トランスフォーマー』というアメリカ映画がある。車やトラックが合体して巨大なロボットになっていくという斬新な物語だが、私が考えているのはあのイメージ。ベアリングメーカーとして培ってきた幅広いリソースを組み合わせることでトランスフォームして、何か面白い形の会社にしたいんです。

その通りになってない時に、そうなっていない理由というのをあんまりこう、狭く、特定しちゃうとまずいと思うんですよね。物事がうまくいかない理由って、割合、ほんとにいろいろあるわけですよ。見落としの理由っていっぱいあるから。

くよくよ考えすぎる人は投資に向いていない。横暴な上司に怒鳴られて、そんなくよくよしちゃいけないじゃないですか。そういう意味ですよ、「株式市場は横暴な上司」というのは。ほんと横暴ですから。

買った銘柄が上がったこと自体に関しては「運が良かった」と思う方がいいと思いますね。いちいちの上げ下げに関しては。成功体験に縛られては駄目だと思いますね。成功体験というのはほんとに裏切られるもんだと。

当たった同じ手法で、また次にうまくいくというふうに考えていいかというと、それは違う。いつかすごいしっぺ返しを食らう。

妙な言い方ですが「部長の言う通りだろう」みたいになってはまずいわけですよ。人格と同一化させて、それを正しいものとして捉えるような発想法をし始めると、ろくなことはない。

(買った銘柄が上がったときに思うのは)ラッキー、ですかね(笑)。いや。あんまりそこで、(自分のやり方が)正しいと考え過ぎない方がいいんだと思うんですよ。勝ちはすべて、運が良かったと思うくらいでちょうどいい。

投資家にとっても株式市場は横暴なところで、株式市場がその時求める指標とか、勝手に何か、なんとなくみんながそうだということにしてしまったKPIみたいなものとかを追いかけていると、後でえらいことになる。

市場を信じて行動すると大変な目に遭う。振り回されてはいけない。

植物を育成するために、水をやり、雑草を取り除く作業を続けなければならない。ほったらかしにすることはできない。株式投資でも常に新しい情報を入手して、購入した時の見立てが崩れていないかどうかを確かめることが必要だ。

企業が成長し続けるかどうかを判定するためには、消費者がなぜその会社の商品を選ぶのか、消費者はこれからもその商品を買い続けてくれるのか、その会社は消費者の購買を促す新商品の開発が得意なのかといった点をチェックしなければならない。

効率を追求すると、明確なニーズ以外のものが見えなくなる問題があります。市場に潜在するニーズ、あるいは全く存在していない新しい価値は、効率の追求からは生まれません。

よく社員のみんなからは、「社長は話を聞いてくれますよね」と言われます。世の中には人の話を聞かない人がたくさんいるみたいですね。私は途中から会社に入っていくケースがほとんど。現場の声を聞かないと何もわかりません。だから話を聞くのが習慣になっているのかもしれませんね。

たしかにベアリング製造という分野で国内2位に甘んじていることは意識している。しかし当社だけでなく他社の動向を見ても、主戦場はもはやベアリングの国内順位ではなくなってきている。

当社の経営理念は、「全ては他者の喜びのために」です。私は、人に決められた人生でなく、自分で選んだ人生を歩んできました。同じような選択をして挑戦する経営者の方々を、これからも仕事を通じてぜひ後押ししたい。そして一人でも多くの皆さま、ひいては社会全体に貢献したい。

ある先輩は、「俺は真剣にアドバイスする。それは佑太の目がいつも真剣だからだ」と言ってくださいました。また私がコンサルティングをさせていただくと「必ず実行する」と約束してくれる経営者の方々が、幸い少なくありません。「小野寺の目は裏切れない」と言ってくださるのです。

建設業のころも、いまも変わらない私の信条は、義理と感謝を大切にすること。そして、我ながら一生懸命でストイックな生き方は変わっていません。そういう姿に共感してくださる方々に、いろんな場面で助けていただき、ご支持もいただいてきました。

若いうちはなんでもやって、引き出しをいっぱいつくっておけ。

安全対策に絶対はありません。さらに、終わりもありません。

ずっとサッカーが好きだし、うまくなりたいし、試合に勝ちたい。だから、チームのために必要なことは、年齢もキャリアも関係なく相手に伝える。喋らないと伝わらないですから。それはどの仕事でも同じだと思いますけど、サッカーでは特に重要。

メジャー挑戦には、もちろん不安も一杯ありますよ。でも、目標を明確にして、そこにチャレンジしていく姿勢が大事なんだと思います。目標を見失ってしまうと、なにをしていいのか、わからないですし、自分がどの立場にいるかまで見えなくなってしまいます。

大事なのは、やさしさがあるかどうか。他者への想像力がある人と一緒に仕事をしたい。

時代の転換期には、必ず英雄と呼ばれる人たちが出てくるんです。平和な時代には埋もれている人間が、幕末のような動乱期になると、それぞれの役割を持って輝きはじめる。ですから現代の西郷や龍馬も、どこかにいるはずですが、まだ彼らが活躍するときではないから目立たないだけなんです。

僕は両親がいなかったし、貧乏で塾も行けなかった。でも、自分の身に降りかかったことは、けっして不幸ではなくて、高みにのぼるために必要なことだったと思いたい。逆に言うと、過去のネガティブな環境要因を正当化するためには、なんとしてでも高みにのぼらなくてはいけなかった。それはいまでも僕の軸になっています。

我が家来、またその従者たちを見よ。功名を度重ねないものはいない。他家にて「弱い」とそしられた士があれば、我が家に来て仕えよ。第一級の士に育てあげてみせよう。

運不運は戦場の常。汝が剛の者であることは我が一番よく知っている。明日の戦では「汚名返上」とばかりに抜け駆けし、討ち死にしてはならぬ。それは不忠じゃ。命をながらえ、この道雪を守り続けよ。

人の上位に立ち、人望を得る者は些細なことで厳罰を下したりはしない。それは人が背くもとだ。

下からの突き上げがあったほうが、競争原理が働いて優秀な人材が出てくる。

黒船来航による騒動を肌で体感した衝撃が彼らを「志士」に変え、明治維新を達成させたともいえる。

私の持論に「パンはペンよりも強し」というものがあります。人を動かすには、食欲を満たすものを与えないといけない。

ハウツーはあくまでハウツーで、「何が自分に合うか」は千差万別。だからこそ、まずは自分を知ることが不可欠だと思うんです。「よく見せたい」「かっこつけたい」の前に自分が伝えたい本当の声で、誠実にコミュニケーションすればいいと思います。背伸びせずにね。それができたとき身の周りが変わり、地域が変わり、日本が変わると思いますよ。

戦い方の一つはローカライズ(現地化)です。LINEのように市場のニーズに適合したサービスを提供し、育てていく。そのやり方はAIスピーカーでも有効だと思います。同じタイミングで製品を出し、ローカル企業の強みを生かしてチャレンジしていきます。

まさに「ダビデとゴリアテ」の戦いですね。我々は彼ら(グーグルなど)の10分の1、あるいは100分の1の経営資源で戦う立場です。ただ、そのような巨大な存在に対してどう向き合うかという点で、LINEを成功させることができたのは貴重な経験だったといえるでしょう。

町工場の多くは随一の技術を持っているにもかかわらず経営に苦しんでいる。大事なのは、技術をビジネスにつなげる発想力を身に付けること。

本当の働き方改革は、若い人が夢を持ち、それをかなえる仕組みをつくること。

俺のいる川崎フロンターレは今シーズンも優勝争いに加わることができました。でも、それは毎日の積み重ねであって、シーズン終盤の数試合で決まったものじゃない。遠くのことを見る前に、足元でできることをしっかりやる。それが一番大事だと思う。

常に相手に気を遣わせてはいけないと思っています。だから「自分は人見知りで……」と言って気を遣わせる人を見ると「だったら帰れ!」とツッコミたくなります(笑)。

私は失敗をたくさんしました。だからこれをやったらまずい、という勘は鋭いですよ。その逆も然りですがね。

モットーは軽やかに楽しく。「この人、面白そう」と思わせるのがコツ。基本的に機嫌がよくて明るい人のところに人は集まるものなんですよ。

劇場型のスタイルは感情論に流されがちです。そこで私はひとつのルールを自分に課して、事業仕分けに臨んでいました。それが「感情を入れない」こと。感情を入れてしまったらすべての事業が「要ります」から。

本気で仕事に取り組んでこそ、前に向かって走り続けるエネルギーがわいてくる。

チャレンジは他者や組織にも好影響を与えます。弊社は障がい者アスリートを社員として積極的に採用していますが、彼らが職場で働く姿を見ると、周りの社員も気づきや刺激を受けるのです。

主体性は大切。私たちは、本社が細かく指示を出さず、社員で考えさせるようにしています。すると各々が個性的なアイデアを出し、実現しようと真剣になる。他の社員にも相談する。そうしてチャレンジが生まれるんですよね。

私は元来、技術による「既存業界の破壊」が好きなのです。それ自体は不安定ですが、その先には常に新しい機会が広がっているのですから。

私の経営が唯一の正しい方法だとは言いません。しかし、私自身はこのやり方が素晴らしい製品を生むものだと信じています。

「本当にできるのか」という疑問の声がある? 声の主が我々の何を知っているかは分かりませんが、今は「できる」とだけ答えておきましょう。

技術の分野では目標を持って発明するので、必然的な成果を享受できる。それに対し、科学の分野では「偶然の女神のほほえみ」に巡り合えるところに面白さがある。

技術の変化はかつてなく激しくなりました。昨日の成功体験が明日も役立つとは限らない時代です。過去の経験は価値になるどころか、むしろ障害となる可能性もある。ダイソンもこれまでの成功体験は捨て、未来に向けて変わり続ける必要があります。

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