齋藤薫の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

齋藤薫のプロフィール

齋藤薫、さいとう・かおる。日本の美容ジャーナリスト。東京出身。婦人画報社「25ans」で編集を務めたのち独立。美容についての記事を執筆した。著書に『「美人」へのレッスン』『美容の天才365日』『綺麗の雑学』『女のひとを楽にする本 はたちからの生き方とレシピ』『美女の教科書』『死ぬまでにしたい10のこと』ほか。

私は基本的に、仕事というのは相手に求められてこそあるものだと考えていて、記事で「自分」を語ることはありません。


私はひたすら忙しい忙しいという毎日なのでワーカホリックに見られたりもするけど、実は仕事そのものは好きではないんです。好きなものと言えばリゾートや海や山で、私は確実に「休日に遊ぶために」働いているんです。それにいまも本当はもう引退しているはずなんです。若い頃から、「老後のために勤め上げたい」とずっと考えていましたからね。ずっと以前からの憧れの言葉も「アーリーリタイア」でしたし。それに、リタイア後の計画もかなりまとまっていて、だから、いま、目の前の仕事を頑張れるところがある。休日やリタイア後のイメージがあるから、毎日、睡眠時間のほかはだいたい何か書いているな、なんて状況にも耐えられるところがあるんです。


恋愛、結婚、仕事、人間関係というのが女性の求める四大要素だと思うんです。鏡の前でやる、いわゆる美容だけではなくて、その四大要素がすべて女を磨くことにつながるというのが私の考え方です。


私の記事づくりの特徴は……たぶん、女性誌をたいして好きではなかったところから来ています。それまでの女性誌によくあったダラダラと長く続く記事は読むのが面倒だから、と、小見出しをたくさん立てることにしたんです。小見出しの中の短文はひと息で読んでもらって、斜め読みできるものにしよう、斜め読みできる女性誌のほうが楽しいだろう、と。


記事を書く上で気をつけているのは、男性の視点をふまえることです。それこそ「女の、女による、女のための」美容になってしまえば、見た目をきれいにすることだけが目的になって、不健康に偏りがちなんですね。でも、きれいになるということはあくまで女性にとっては出発点であるべきではないでしょうか。愛されたり、幸福になったり、というための手段として充分に活用されるものが「きれいになること」でしょう?男性がいるから美しくなれるという要素を無視した美しさは、やはり偏ったものになりがちなのです。


編集者だった頃から、読者にとっておもしろくてタメになるものじゃないと本当の美容記事にはならないと思っていたんです。そうやって仕事をしていると、なぜ仕事の相手が求めていることしかやらないの、と批判されるときもありましたが、そう言われたら、かえって「自分は仕事を必要とされてナンボと考えているのだな」と自分のスタンスがよくわかりました。


美容って放っておいたらどんどん男っ気のないものになってしまいがちですから、男性の美容ジャーナリストがもっと増えてもいいのではないでしょうか。メイクや化粧品における男性クリエイターはかなりいるのですから、男目線で、別に変な意味でなく「そそる」であるとか、男性は女性のどのような気配に美しさを感じるのかなんてことを、丁寧に説明してくれたら、それは女性にとって参考になるのではないでしょうか。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ