麻野進の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

麻野進のプロフィール

麻野進、あさの・すすむ。日本の人事コンサルタント。大阪出身。関西学院大学法学部卒業。人事専門コンサルティングファーム取締役、大手シンクタンクマネージャーなどを経てパルトネール代表に就任。著書に『「部下なし管理職」が生き残る51の方法』『役員の登用・評価・育成のすべて(共著)』。

最も大切なことは、出世の見込みがほぼ消えたからといって、すねたり腐ったりしないこと。


組織のマネジメントでは、部下の強みと弱みを把握したうえで強みを発揮させることが定石ですが、対上司の場合は弱みを補完することが重要です。


どんな業種であれ、すべての企業は「環境適応業」です。目まぐるしく変わる周囲の環境に適応していかねば、生き残ることはできません。そこで働く社員も、また同じです。


体育会出身の営業マンにありがちなパターンですが、長時間労働が評価されるのは35歳ぐらいまで。40代になると、人件費の観点からも非効率だと目を付けられ、評価はむしろマイナスになっていきます。若い頃のように勢いで売るのではなく、経験で売る方向にシフトする必要があります。


酒の席でのグチやクダ巻きは要注意です。昔と違ってアルコールを無理に勧めるようなことがなくなったので、出席者の2割ぐらいは素面と思っていい。そんな場所でうっかり失言をした場合、昔のように「あれは酒の席のことだから」と流してもらえなくなっているのです。


正管理職の悪口は厳禁です。たとえあなたから見ていろいろ問題があっても、あなたの人事評価の権限を握っているのは直属の上司です。しかも、引き上げた上層部の責任もありますから、どんなダメ上司でも一年やそこらで配置転換にはならない。ケンカしても、勝てる相手ではありません。そんな暇があったら、ダメ上司の弱みをカバーしつつ課内の他のメンバーの人心掌握につとめたほうが生産的です。


たとえ出世競争で追い越された相手でも、弱みを突いてはいけません。むしろ、後見人として年下の上司をフォローするぐらいの構えで臨んだほうが、組織にもあなた個人の評価にもプラスです。


外資系企業で長年生き延びている人は、じつはパフォーマンスが高いタイプより、担当業務の専門性を引き継ぎ不可能なレベルにまで引き上げているタイプだというのも示唆的です。ただ専門性が高いだけでなく、小規模なりに社のミッションとして成り立つもの、あるいは事業として予算を達成していけるものがベストでしょう。


年齢を重ねれば重ねるほど、大半の中高年社員の立場が厳しくなることは否定できません。そこで過去や自分のプライドに固執せず、経験を活かした柔軟性を発揮していくことが、能力ピークを過ぎてからも生き残る力の核になるのです。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ