鶴野充茂の名言 一覧

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鶴野充茂のプロフィール

鶴野充茂、つるの・みつしげ。日本のコンサルタント。ビーンスター社長。大阪出身。筑波大学、米コロンビア大学大学院(国際広報専攻)卒業後、外務省在外公館派遣員として在英国日本大使館に勤務。その後、国連機関、米系PR会社、ソニーなどでコーポレート・コミュニケーション業務に従事。広報活動だけでなく、業務提携などの企業間コミュニケーションを専門とした。その後、コミュニケーションアドバイザーとして独立し、自己演出・情報発信などを教えている。主な著書に『頭のいい説明』『説明のルール』『SNS的仕事術』など。

ネットでは、ライバルがいないニッチなコンテンツがヒットしやすい。


情報をゴチャゴチャの状態で渡されてしまうと、それを受け取った相手が整理をしなくてはなりません。当然それでは負担になりますから、相手に聞く耳を持ってもらえなくなる可能性が高い。受け取りやすく整理をしてから話す必要があります。


コミュニケーションの研究をしていてつくづく思うことですが、準備をしないで上手く伝えられるということはまずありません。行き当たりばったりで言葉を発するのではなく、一分間でもいいから組み立てを考えて話しはじめることで、説明の整理も次第に上手くなっていくはずです。


初めに目的を提示するだけで、相手はぐっと楽に話を聞くことができます。大量に情報を持っている人がそうでない人に何かを伝え得る際にはとにかく注意したほうがいい点です。


話の組み立てを考える際には、伝えたいことをパソコンに向かって書きだします。思いつくままで構いません。データがないと整理できませんから、とにかく頭にあるものを言葉に変換するのです。ポイントは、なるべく多くの内容を書き出すことです。母集団が多ければ、そこから選ばれたものの質は自然と高くなります。同じように、自分が伝えたいと思う内容をたくさん書きだすことが、説明の要素の質を上げることになるのです。


相手に伝わる話し方をするには、聞き手への関心を持ち続けることが、何よりも大事だと思います。


すでに知っていることを延々と聞かされれば、誰だってイライラします。相手にとって新しいニュースを盛り込むことは絶対に必要です。「この人と仕事をしたら、何か面白いことができそうだな」という印象にもつながります。


提案する内容はもちろんですが、一緒に仕事をしたい相手だと思ってもらえるかどうかも、プレゼンでは非常に重要な事柄なのです。


会議やプレゼンにおける「いい説明」は、どんなに大人数の相手とも、必ずコミュニケーションをとっているものです。私は大勢を前にした講演の最中も、聴衆一人一人の表情や視線の動きを観察するようにしています。そうすることで、「集中してくれているな」「飽きてきたかな」といったことが判断できるし、聞き手のニーズに応えているかどうかもわかります。


プレゼンや会議では自分の側の優位性をしっかりと認識したうえで、それに関係のない余計な情報は極力省き、「こうすれば問題を解決できますよ」というメッセージを重点的に打ち出すべきでしょう。そのうえで、相手の理解を確認するため、聞き手に質問を挟みながら説明していくのが効果的です。黙ったまま人の話を聞き続けるのは苦痛を伴いますから、聞き手にも意見や感想を言う機会を与えることで、話の歩調を合わせることができます。


相手の聞く気を引き出すには、「他とは何かが違う」という差別化ポイントを説明することも大切です。映画のストーリーを長々と説明されても、相手は飽きてしまいます。わざわざその映画について話したくなるということは、一般的な作品とは違う何かがあったはずですから、「他と違ってここが面白かった」という点に焦点を絞って説明すれば、より相手に聞きやすい説明になります。


会議やプレゼンなどで相手に「話が理解できない」「自分には関係ない」と思われるのは、内容よりも話す順番に問題があることが多いものです。人は話を聞くための心の準備ができていないと、その内容をなかなか理解できません。まずは説明の導入部分で、「なぜこの話をするのか」をはっきり伝えることが必要です。


プレゼンや会議の場で人が退屈するケースは3つあります。ひとつは、新しい情報が出てこないとき。もうひとつは、話が理解できないとき。最後は、話の内容が自分に関係ないときです。これらの要素が重なると、人は不快になって話を聞き続けることができなくなるのです。


会議やプレゼンなどでは「この企画はヒットしそうか」「予算内に収まるのか」など、説明を受ける側にはそれぞれ、これを知りたいというポイントがあります。そのポイントを押さえるためには事前のきちんとしたヒアリングが必要になりますが、逆にいえばそれを発表に盛り込むことができれば、その会議やプレゼンは8割がた成功したといっていいでしょう。


会議やプレゼンなどの発表の場では、多くの人が「情報の量が多いほど、話が通じやすい」と思い込んでいるようです。そうした場で説明する人は多くの場合、現場の担当者ですから、そのテーマについて最も詳しい人間ということになります。だからつい、すべてを理解してもらいたいと考えてしまうのです。しかし、上司やクライアントなどの聞き手は情報を全部知りたいなどとは露ほども思っていません。面倒なことは極力省いて、要点だけを聞きたいのです。


ビジネスの会話における結論とは、単なる言いたいこと・伝えたいことではなく、「相手に行動を促す情報」のことをいいます。たとえば、忙しくて誰かに仕事を分担してほしい場合に、「取引先から急に見積もりを頼まれちゃって……とにかく忙しくて大変なんですよ!」と言うだけでは背景の説明であっても結論ではありません。仕事を分担してほしいということをまず伝えなければ、相手は行動を起こすことができないのです。ごく当たり前のことですが、「背景の説明」と「行動を促す情報」の切り分けができていない人は意外に多いのです。


わかりやすい説明のためには、結論から話すことが大切、とよく言われています。しかしそれがわかっていても、きちんとできている人は多くありません。なぜなら、そもそも何が結論なのかを理解していないからです。


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