鵜浦博夫の名言 一覧

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鵜浦博夫のプロフィール

鵜浦博夫、うのうら・ひろお。日本の経営者。NTT社長。石川県出身。東京大学法学部卒業後、日本電信電話公社(のちのNTT)に入社。取締役第一部門長、取締役第五部門長、常務取締役経営企画部門長、中期経営戦略推進室次長、NTTインベストメント・パートナーズ社長、NTT副社長、新ビジネス推進室長などを経て社長に就任。

次世代に宿題を残さないように。
【覚書き|NTTグループ各社のトップに語った言葉】


我々の新しいミッションは、「企業や消費者の変革をお手伝いする」ことです。


スマートフォンの時代に入り、ほとんどのサービスがアプリケーションソフトで実現するようになりました。プレーヤー数が増えるとともに多様化、グローバル化するようになりました。しかし、NTTグループ内には、まだ自らがメインプレーヤーであるという意識が根強く残っています。残念ながらこれは時代錯誤です。我々は「One of Them(大勢の中の一人)」に過ぎないという自覚を持つ必要があります。


昨年から社内に対して「競争力とは選択され続ける力だ」と言っているんです。現実に、米国では単に価格だけの問題ではなく、安全性だとか、使い勝手などを含めて、総合的にサービスを判断されるようになっています。


今後はむしろ、長期継続ユーザーを優遇するような料金政策に変えていくべきだと思っています。同じユーザーを奪ったり奪われたりという無為な競争はもうやめます。日本の携帯電話産業は早くこの歪んだ競争の時代を終わらせ、新たなステージに進むことを真剣に考えないといけないと思っています。


昨年秋の中期経営戦略でグローバルなクラウドビジネスを成長の原動力にすると定めました。各種の規制に縛られ、自由な事業活動が難しい国内にとどまるのではなく、北米をはじめとする海外市場に活路を求めることで、組織の変革を加速します。


基本的には自前主義をやめようということをグループ各社と合意しました。NTTには一貫性のある設備やサービスを作りたいというDNAがあり、ややもするとほとんど自前で作っていました。なぜ自前で打たなければいけないのか。クラウド時代には、いいサービスは借りてでも使えばいい。いい設備は借りでも自分の設備として利用すればいい。


家電メーカーが集落したのは顧客との接点を量販店に任せたからです。グーグルやアマゾンは直接ユーザーにリーチしています。「お客様のために」へ、もう一度立ちかえってやっていきたいです。


北米でクラウド事業を本格展開するために、統一ブランドをつくろうと考えています。数年前、ボストンの空港で入国手続きのときに「会社はNTTだ」と答えたら、「何の会社だ」と言われました。北米では我々はアタッカーなのです。


ハッカー攻撃などでユーザーの不安は高まっています。セキュリティーを高めるためなら、逆手にとってハッカーを雇ってもいと考えています。


近年の海外企業の買収などで拠点やサービスの層は十分に整いました。これだけの厚みを持った企業はないでしょう。米IBMには回線がありません。ベライゾン・コミュニケーションズにはアプリケーションがありません。すべてをやるという意味ではグーグルやアマゾンに近いかもしれませんが、これから彼らと戦えるかというと難しいでしょう。ただ、消費者にこういうサービスを提供しようとする企業には入り込めるし、その市場の成長性は非常に高い。


これらの投資は顧客への視点を失った投資だった。
【覚書き|2000年ごろ、NTTが欧米の携帯電話大手などに総額2兆円を超す巨大出資をしたことについて語った言葉。同投資はITバブルで大きな損害となった】


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