鳩山玲人の名言 一覧

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鳩山玲人のプロフィール

鳩山玲人、はとやま・れひと。日本の経営者。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、三菱商事に入社。同社でメディア・コンテンツビジネスに携わる。ハーバード大学ビジネススクールでMBAを取得。サンリオに入社。米国法人COO(最高執行責任者)、取締役事業戦略統轄本部長、経営戦略統轄本部長、全社改革室長、常務取締役などを務めた。サンリオの海外事業を担当し、5年で営業利益を3倍にした。著書に『桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか』。

クローズドモデルとオープンイノベーションのどちらかが優れているというものではなく、どちらも存在するから、利用者のユーザビリティが担保される。


私は普段から人との縁を大事にしています。ビジネスでは何がどうなるかわかりません。前の会社ではお客様だった人が、転職したら自分の部下になったり、逆に自分の部下が転職して取引先のお客様になったりすることもあり得ます。仕事以外の場で出会った人が、思いがけず重要なビジネスパートナーになることもあるでしょう。だからこそ、その人の立場や年齢にかかわらず、つねに相手に敬意を払いながら、人との縁をつなげていくよう心がけています。


マッキントッシュやiPhoneなどの商品を次々と生み出したアップル社のように、ひとつの企業で素晴らしいモノを作るクローズドモデルが成功するケースもあります。ただ、サンリオが同じことをできるのかと考えたとき、いろいろな人が時代に合わせて商品を変えていき、それをスピーディに経営に取り入れるオープンイノベーションのほうが、現時点では成長を持続できると私は判断しました。


すべてを私の力で成し遂げたわけではありません。私にとって最大のサポートになったのは、創業家の辻邦彦副社長(当時)が「サンリオは変わらなくてはいけない」という意思決定をしてくれたことでした。そして、「一緒に会社を変えよう」と言って、私をサンリオに招き入れてくださった。


海外の人たちは子供の頃から多様な人種や宗教が共存する社会で育っているので、人によって考えが違ったり、相手を理解できないことがあったりして当然だと考えています。そんなカルチャーの中に入って行って仕事をするなら、やはりこちらも理解できないことは理解できないこととして、相手のやり方をそのまま受け入れるのが正解だと思います。


海外展開を進めるうえで心がけているのは、やはりローカルの意見を尊重するということです。日本人がマネジメントすると細かいことまでチェックしたがりますが、まずはそれを止めなくてはいけない。海外と日本では商習慣が異なるので、日本人がマネジメントできることには限界があります。お互いの違いを受け入れ、相手をリスペクトしながら、その違いを前提として、どうやって共存するかを考えることが必要です。


「ライセンスビジネスにしてしまうと、ブランドの価値が陳腐化してしまうのでは?」とよく聞かれますが、その点について、私はそれほど心配していません。この問題は、クローズドモデルをとるか、オープンイノベーションをとるかの選択であり、私は後者によってビジネスを成長させていくべきだと考えているからです。


私のことをハローキティを世界に広めた立役者と評価してくださる方がいますが、私はキャラクターを有名にしたわけではありません。もともとハローキティは海外でも有名でしたから。私は、このダイヤの原石をマネジメントしただけです。


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