高橋秀明の名言 一覧

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高橋秀明のプロフィール

高橋秀明、たかはし・ひであき。富士ゼロックス副社長、米NCR上級副社長。慶應義塾大学工学部修士課程、ニューヨーク州立大学バッファロー校コンピュータサイエンス学部修士課程をそれぞれ修了後、米国のIT企業NCRコーポレーションに入社。その後、同社日本法人で副社長を務めたのち、富士ゼロックスに移籍し、取締役を経て副社長兼CIO(最高情報責任者)に就任。

これまで日本企業は社員の多様性を生かし、個性を尊重することに前向きではなかった。だからといって日本人に個性がないわけではない。独創的な人は多いし、ソニーやファーストリテイリングのように、飛びぬけた発想で活躍している企業もあります。組織として調和を保ちつつ、個を大事にする。日本でも昔から「和して同せず」と言うではありませんか。


当社のディレクター(自ら手を上げ、社内で人材を集め、新商品・サービスのプロジェクトを立ち上げた社員)たちが発案したプロジェクトの中には、間もなく新しいビジネスとして結実するものもあります。100億円程度の売上が見込めそうな新規事業もある。社員の潜在能力を引き出せば、ビジネスが生まれることを実証していきたい。


肩書や年功序列、社内のしきたりや部門間の壁……。これらが無言の圧力となり、社員の個性や創造力を抑圧してるのではないか。もちろん、日本的経営の良いところは残すべきですが、経営者は余程気をつけなくてはいけない。


富士ゼロックスでは企業改革の一環として「バーチャル・ハリウッド」と称するプログラムを展開しています。新しい製品やサービスの開発、業務改革に自ら取り組もうという社員が、社内ネットワークで同志を募る仕組みです。発案した社員を映画監督に見立て、ディレクターと呼んでいます。


米国に15年いましたが、「日本企業は米国企業から経営のベストプラクティス(最優良事例)を学べ」といった指摘には疑問を感じています。いくら成功事例を模倣しても、せいぜい二番手にしかなれないからです。経営者が志すべきことは米国企業の真似ではなく、社員を慣習やタブーから解き放ち、個性や創造性を発揮させ、イノベーションに結び付けることだと思います。


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