高橋忠仁の名言 一覧

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高橋忠仁のプロフィール

高橋忠仁、たかはし・ただひと。日本の経営者。半導体商社PALTEK創業者。鹿児島県屋久島出身。中央大学法学部中退後、アメリカに本社がある保険会社AIUインシュアランスカンパニー、株式会社MMIジャパンなどを経て、PALTEKを創業。同社を成長させジャスダックに上場させた経営者。

未曽有のピンチを通じて新たな事業領域をも開拓し、さらなる成長の機会を得られた当社ですが、もし「目先の数字がすべて」という経営をしていたら、こう上手くいかなかったと思います。常日頃から物心両面の充実を図っていくことが、困難な事態を乗り切る力になるのです。


心だけでなく物もピンチを乗り切る要因になります。具体的には、会社の財務基盤を安定させておくことです。そのため当社では、かねてから自己資本比率を高めてきました。その割合は70%超と、業界トップの水準です。厚い自己資本があったおかげで、仮に1、2年売上がなくても社員に給料やボーナスを支払えると明言できましたし、事業買収案件もスムーズに話がまとまりました。思わぬトラブルを解決するには、理念だけでなく財務的な蓄えも必要です。


理念を具体化する努力も忘れてはなりません。当社ではそれを顧客への技術支援という形で実践しています。我々は、顧客に対して、システムに基づいた提案や技術の提案などを無償で行っていたのです。共生という観点から、顧客への開発支援を惜しまない姿勢が貫けたからこそ実現できたのだといえます。


半導体業界は競合他社からのヘッドハンティングが多く、高い技術力を持つ当社社員には好条件の誘いがあったようですが、ほとんどがそれに応じることはありませんでした。社員一人一人が当社の経営理念「社員、お客様、仕入れ先、株主といった関係者との共生」に誇りを持って仕事をしてくれているからでしょう。


当社の経営理念は、「社員、お客様、仕入れ先、株主といった関係者との共生」です。売上の7割を占めていた契約の打ち切り話が飛び込んできたときも、社員を減らすことはせず、むしろ全員の前で「このようなピンチは滅多に起きない。乗り切るころには、素晴らしい経験になる。成長のチャンスに辞めるのはもったいない」と話しました。


社員みんなと心をひとつにしておくことが大切です。そうでないと、ピンチが訪れたときに、社員から見限られます。まずは、会社の理念を共有しておくことが何よりも大事です。


事業の柱であるPLD(半導体の一種)の仕入れ先、米国A社から、代理店契約の打ち切りを言い渡されました。同社とは20年以上にわたりパートナー企業として共に市場を開拓してきただけでなく、PLD事業は当時の売上の7割を占めていただけに、会社存続に関わる危機です。こういった事態を乗り切るには、日ごろから物心両面で充実した経営を行うということです。


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