高橋尚子の名言 一覧

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高橋尚子のプロフィール

高橋尚子、たかはし・なおこ。日本のマラソンランナー。岐阜県出身。大阪学院大学商学部卒業後、リクルートを経て積水化学に入社。名古屋国際女子マラソンで初優勝。その後、シドニー五輪で金メダルを獲得。

それまで毎日が試合というような練習を全力でやってきましたので、当日はまったく緊張しませんでした。
【覚え書き|金メダルをとったシドニー五輪を振り返って】


私がいつも最終決断を下すとき、自分の身を断崖絶壁に置きます。こちらがダメならあちらがあるという甘い考えを少しでも持つと、100パーセントの力で扉をこじ開けることができないからです。


考えたところで見えていないもの、まだ分からないことをあれこれ悩んでも仕方ない。


自分で選んだ道だからこそ、今、何の後悔もなく、前を向いて歩いてこられたと思っています。


「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」。これは高校時代の恩師がくださった私の座右の銘です。結果は目に見えますが、成長は目に見えないものです。


私はその日のうちにすべてを出したい。レースでは一、二分の違いが何十番もの差になる。一日で見たらわずかな時間でも、その練習を翌日に持ち越さなくてはいけなくなる。これくらいでいいやではなく真剣にやってほしい、そう思っていました。


不安におびえず、この瞬間自分が強くなることをひとつでも多くやろうという考え方は、陸上だけではなく、陸上を終えた今の生活の中でも同じです。目標を立てたあとは、結果より今の行動に焦点をあてるようにしています。


新しいものを手に入れるためには、今データが手に入ることをやっていたのでは打ち破ることはできません。「非常識の領域に行ってみよう」。その決断を下す度胸を持てたことがよかったわけです。


新しいことをやるのは危険だと忠告されましたし、バッシングもされました。でも、私たちが欲しいのは常識の中で得た結果ではない。


オリンピックや世界選手権のような大きな試合で勝つためには、常識的なことだけをしないこと。ひとつの器を壊して次の段階に進むためには、非常識と言われる領域に足を踏み入れない限り求める結果は得られません。


よく「マラソンは独りのスポーツ」と言われます。しかし、私は決してそうではないと思っています。レースが始まれば自分で決める場面が多いのですが、スタートラインまでは小出監督がすばらしい練習メニューをつくってくださる。料理のスタッフが日々ベストになる栄養状態をつくってくれて、トレーナーが身体を痛めることのないよう調整して送り出してくれる。そして最後が私の番。私が勝てば監督もスタッフも皆が一番になれる。私はいわばアンカーのようなものです。マラソンもチームのスポーツなのです。


何かを決断するときというのは、決断を下す前の状況も大きく影響しますね。焦って自分の中に閉じこもっていると独り善がりな決断になってしまいますが、リラックスした状態で客観的に状況を判断できる心持ちになっていれば、決断がいい方向に動きます。


レース中の決断は非常に臨機応変かつ迅速に下されます。瞬時の判断が要求されるので、自分を研ぎ澄ませておかなければなりません。ただ、マラソンは42.195キロと長いので、常に研ぎ澄ませていると疲れてしまいます。リラックスしている状態と研ぎ澄ませている状態、そのオフとオンをうまく使い分けることが大切ですね。決断をする瞬間がまさにオンになる瞬間で、そこからは爆発力です。最初からずっとピリピリしていたら、その爆発力には結びつきません。


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