青山真治の名言 一覧

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青山真治のプロフィール

青山真治、あおやま・しんじ。日本の映画監督、小説家。福岡県出身。立教大学文学部英米文学科卒業。大学在学中に同大学映画研究会に所属。卒業後、フリーの助監督として現場を経験。オリジナルビデオ作品『教科書にないッ!』で初監督。『Helpless』で商業映画デビュー。その後多くの作品を手掛けた。主な受賞に、『EUREKA』でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞エキュメニック賞・高崎映画祭最優秀作品賞、『Helpless』で高崎映画祭若手監督グランプリ、『東京公園』でロカルノ国際映画祭金豹賞審査員特別賞ほか。そのほか、多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科教授なども務めた。

成熟した社会では、自分という人間を得意技も欠点も知った上で、同じように他人がもっている可能性と、丁寧に関わり合っていくことが大切思います。


僕は、空気を読めない人は、空気を読めないことに胡坐(あぐら)をかいてもいいと思う。そうすれば、そのうちに空気を読んでくれる人が必ず現われるはずだから、その人に操ってもらえばいいのです。


なぜ僕が監督になれたかといえば、「空気を読む能力」に長けていたからだと考えています。一種の才能といえばそうかもしれません。いまこの場でどんなことをいえば状況がどう動くか、あるいは何を言ってはいけないか、そうした空気を嗅ぎ分けることが若いころから得意でした。よくいえば「気配りができる人」、悪くいえば「計算ずくの姑息な奴」です。でも、すべての人が僕と同じになる必要はない。いやなれないでしょう。


僕のモチベーションの源は「笑い」でしょうか。人と出会ってニヤニヤできればいい。基本的にオタク傾向でウチから出ないほうだけど、やはり人と会うと楽しくなってくる。


仕事を楽しめる人は誰の前でも微笑む人。ニヤニヤしていない人は、人生楽しくないのかなと思っちゃう。笑わせたくなりますね。ニヤニヤすることから仕事は動き出す。


ストレスの連続である撮影中は、ストレス解消と称して酒を呑み、呑みすぎてしばしば身体を壊しています。悪循環ですね(笑)。在宅中は猫と遊んでいればいいんですけど。
【覚書き|ストレス解消法についての発言】


キャスティングというのは、僕個人の好き嫌いで決めるのではなく、その作品自体が求めていることだから、基本的に僕はどんな俳優の挑戦でも受けますよ。そういう意味で、作品の質が映画にとって、やはりもっとも大事なんだと思います。


僕は脚本を書いている段階で、すでにその俳優さんが話しているシーンが見えています。それに今回の映画は、前作から引き続いていることもあり、シナリオ段階からイメージしていた俳優さんに多く登場してもらうことができました。それに僕は、監督の仕事の重心の7割はキャスティングにあると考えています。


映画作りで大切にしていることはいろいろありますが、脚本にはかなり神経を使っています。俳優の才能というのは、ある台詞の語尾を発したときに、心地いいか、肺に落ちるか、といった生理的で曖昧な感覚から立ち上がってくる気がします。その瞬間を「役が上がってくる」、逆に「役が下りてくる」と表現する人もいます。ですから、僕は脚本を書くときに、その役者にとっての「台詞の言いやすさ」を突き詰めて考えています。それは、明確に言語化できるものではなく、不確定で感覚的な部分なのですが、その不確定な要素のやりとりにこそ、人(俳優)と一緒に仕事をする可能性が隠れてい気がします。


自分が、流行りの映画のアンチテーゼをやっていると、殊更に主張するつもりはありません。基本的に、作品のテーマに沿って俳優の皆さんが演じておられることをいかにダイレクトに観客に伝えるかを考えるのが、監督の役割だと思っています。編集に凝っているといわれることもありますが、べつに凝っているわけじゃなく、伝えたいことが一番伝わりやすい編集を行なっているだけです。


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