阿多親市の名言 一覧

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阿多親市のプロフィール

阿多親市、あた・しんいち。日本の経営者。日本マイクロソフト、ソフトバンク・テクノロジー社長。兵庫県出身。島根大学法文学部法学科卒業後、アイワを経て日本マイクロソフトに入社。日本マイクロソフトで常務取締役、社長などをと務めたのち、ソフトバンクBBに移る。ソフトバンクBB常務取締役、ソフトバンク・ペイメント・サービス社長、ビートラステッド・ジャパン社長、ソフトバンクモバイル専務執行役情報システム・CS統括本部長、日本テレコム(のちのソフトバンクテレコム)取締役、専務執行役員、ソフトバンク・テクノロジー社長などを務めた。

私が社長に就任するまで、ソフトバンク・テクノロジーでは中核人材の退職が相次いでいました。理由を調べてみると、人事制度が10年近く見直されておらず、給与体系や昇進などの仕組みが組織の実態に合っていないことが分かりました。


私は現在、直属の部下である9人の執行役員と毎月、個別面談を行っています。部下の数が10人未満であれば、1時間ずつ個別面談したとしても、毎月の執務時間の5%程度を割くだけで済みます。現実的にも、このくらいのバランスが適切なのではないでしょうか。


私は、米マイクロソフトとソフトバンクという日米を代表するIT(情報技術)企業での経験を通じて、高成長を続ける企業の条件を学ぶことができました。現在は両社の流儀を織り交ぜながら、ソフトバンク・テクノロジーの成長を加速しようと挑んでいます。


ソフトバンク・テクノロジーでは昨年秋までに、1人のマネジャーに対し部下の数が3~8人になるよう人材の配置を見直しました。各マネジャーには月に1回、部下とランチを一緒に取るなど、個別に面談するよう義務づけ、コミュニケーションを密にするよう促しています。このルールは社長といえども例外ではありません。


私はソフトバンクで英ボーダフォン日本法人買収後の人事制度改革に深く携わった経験があり、その時の人事制度をそのままソフトバンク・テクノロジーに移植することを決断しました。ただし、企業内部の制度変更に余計な時間と労力を費やすことはしません。私自身が人事部長を兼務し、親会社が3年かかった制度を1年で導入するつもりです。


私がマイクロソフト日本法人で学んだことのひとつは、「1人のマネジャーが管理できる部下の数は10人未満」ということです。特にSE(システムエンジニア)は就業時間のほとんどを取引先のオフィスで過ごすケースが多く、マネジャーの目が届きにくい。部下の数が10人以上になると、モチベーションや健康状態など個別の事情を把握するのは難しくなると思います。


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