阿久津聡の名言 一覧

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阿久津聡のプロフィール

阿久津聡、あくつ・さとし。日本の経済学者。一橋大学商学部卒、一橋大学大学院商学研究科修了。カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院で経営学博士号を取得。カリフォルニア大学バークレー校経営研究所研究員、一橋大学講師・准教授などを経て教授に就任。専門はマーケティング、ブランド論、消費心理学、行動経済学。主な著書に『ブランド戦略シナリオ』『ソーシャルエコノミー』ほか。

対外的なブランド戦略を成功させるには、まずブランドのミッションや価値観を社内で共有し、社内ブランディングをしっかりやることが重要です。


ソーシャルメディアの時代になると、「本物」でないと評価されなくなります。ユーザーの評価を直接聞けるようになり、すべてが見えるようになった。イメージ戦略だけでは見透かされてしまう。一部の企業はこうした動きに危機感を持っているかもしれませんが、コミュニケーシヨン下手でも本物を作っている企業は、逆に評価される機会が増えていく。そうした企業ほど、ブランド構築のために、ウェブなどのプラットフォームを作っておくべきでしょうね。


ルールで社員を縛るのではなく、企業の看板であるブランドのミッションや価値観を社内で共有することが肝要です。


杓子定規なコンブライアンスの適用によって、ソーシャルネットの活用に二の足を踏んでいる企業が多いようにも思います。あまり恐る恐るやっていたら面白いものはできないし、共鳴できるものにはなりません。


先進企業はすでに実際の商品開発に大勢のユーザーの声を生かしています。特定の優良顧客のアイデアを開発に活かすだけでなく、開発プロセスが多くの顧客に公開され、投票といった簡単な方法でみんながそこに参画できる。「共自」のプロセスに顧客が価値を見いだす。これは企業にとって悪いことではないです。顧客と共創した商品には自ずと失敗が少なくなる。


さまざまな側面からブランド価値を把握するための明確で経時的な指標を持つことが重要です。例えば、ある時点で商品やサービスが売れても、実際にブランドが評価された結果なのかどうか分かりません。また、それはデータとして点でしかない。ブランドの歴史や哲学、商品特性や顧客便益などが、価値ある文脈としてどれだけ顧客に共有してもらっているのか。それらを指標化して、プラットフォームをベースに顧客とやり取りし、データをとっていけば、継続的にブランド価値をモニターし、有効なマーケティング戦略を打ち出すことが可能になると思います。


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