関根勤の名言 一覧

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関根勤のプロフィール

関根勤、せきね・つとむ。日本のお笑いタレント、コメディアン。東京出身。日本大学法学部管理行政学科に入学し、在学中に出演したTBSの『ぎんざNOW!』素人コメディアン道場で5連続勝ち抜き初代チャンピオンとなる。その縁で浅井企画から芸能界デビューする。その後、様々なテレビやラジオ番組に出演し人気を博した。

人がドロップアウトしてしまうのはきっと、幸せなことよりも辛いことの方が多いからだと思うんです。たとえば、仕事がきつくても給料がよければ我慢できる。ところが、給料が安いのに辛い仕事は逃げたくなるじゃないですか。


育児をすると忍耐力がつくし、いろんなことを同時にこなさなくてはならないから、周りが見えてきます。楽しいけれど大変ですから、必ず親を成長させると思います。たとえば、部下の扱いにしても、子育てを経験した上司の方が上手いんじゃないでしょうか。だから育児は、会社にとってもメリットになるんです。


僕が言えるのは、みんな人それぞれの親になればいいんじゃないか、ということです。釣りが好きだったら釣りを一緒にすればいい。ゴルフが好きならゴルフをやる。自分の得意なことを通じて「生きることは楽しい」、そして「君がいるから僕は頑張れるんだ」ということを伝える。そうすれば、子供はきちんとそれを受け止めてくれるんじゃないでしょうか。


最近、父親の子育てが注目されているのは、一歩前進だと思います。ただ、「育児休暇」っていう名称はあまりよくないですね。「休暇」とつくと他の人から、「なんだよ、休みやがって」と反発を受ける。それもなかなか取得が進まない一因じゃないでしょうか。だから、「育児研修」とか「育児訓練」という名前にすればいい。


仕事が忙しいときには、家に帰って玄関前でもう一度気合を入れ直したこともあります。「これから子育てだ!」って。でも疲れは感じませんでした。だって、子育てで頑張れば子供の笑顔という報酬がすぐに返ってきますから。仕事のストレス発散にもなっていたかもしれません。


そこにいると空気が明るくなる子、友達に好かれる子、僕が娘に望んだのはそれだけです。


娘には「親は味方だ」ということをハッキリ言葉にして伝えました。いじめにあったときなど、世間の子はそれを親に言わないで事が大きくなることが多いですよね。僕は娘のためなら死んでもいいと思っている、だから何かあったらすぐに言って欲しい、と伝えました。


ドロップアウトしていく子というのは、心の中の天秤のバランスが崩れてしまっているんじゃないでしょうか。プラスの面の天秤に楽しいこと、いいことがあまり乗っていない。そこに、先生に怒られたとか、友達にバカにされたとか、親が構ってくれないといった重りがマイナス面にどーんと乗ってしまう。その結果、ドロップアウトしてしまうんじゃないかと。だから、自分の娘には、生きていると楽しいことがあるということを徹底的に伝えようと思いました。プラスの天秤にがっちりと重りを乗せておけば、多少マイナスの天秤に重りが乗っても、微動だにしないでしょう。


子育てのとき娘にありとあらゆるバカなことをしました(笑)。コメディアンとしても、自分の娘を笑わせられない人間が他人様を笑わせられるのかという気持ちもありましたから。


ドロップアウトする子たちというのは、多くの場合、親に見捨てられ、学校に見捨てられ、地域に見捨てられているんですね。それを防ぐには、まず親が意識しなくちゃならない。親は何かのメッセージを子供に伝える必要があると思ったんです。そこで自分にできることは何かと考えると、黙って背中を見せて「親父はすごい」と思わせることは僕にはできない。でも、笑わせることは得意だ。よし、それなら自分の娘には「生きるって楽しいんだ」と徹底的に感じてもらおうと思ったんです。


目指すべき父親像ってなかったんですよね。どういう父親になったらいいかわからなくて、自分は娘のために何ができるかな?と模索していました。


娘を怒ったことはあまりありません。何かいうときは、「怒る」のではなく「説明」です。中学のとき、娘が「茶髪にしたい」と言ってきたことがあったんです。僕は、まずは彼女の言い分を聞いたうえで、「土日だけスプレーで色変えたら?」とか、「夏休みの間だけならいいよ」といっても納得しない。そこで僕は言いました。「人生にはいろいろな時期があって、中学や高校時代というのは勉強をする時期なんだ。髪を茶髪にしたら、脳が活性化して勉強がはかどるの?」と。そうやってちゃんと理屈を説明したうえで、「だから高校を卒業したら、どうぞ染めてください」と言いました。最後は「ですます」調の敬語でいうのがポイントです。子供は「自分は一人前の人間として話をしてもらっている」と感じて、自尊心を持つことができますから。


僕の場合、娘を育てて仕事上一番よかったのは、女性の気持ちを理解できたことです。僕はずっとモテなくて、妻と知り合う前は、女性と交際したこともほとんどなかったくらいでした。だから、僕の笑いの対象も完全に男性でした。ラジオ番組でファンの集いをやったら、9割9分男だったり(笑)。とにかく女性の気持ちがわからなかったんです。ところが、32歳で「笑っていいとも!」のレギュラーになったら、観客席はほとんど女性。もうどうしたらいいかわからないですよ。普通は新しい番組には半年もすれば慣れるんですが、いいともに慣れるまでは8年かかりました。その8年目というのは、娘が9歳になったころ。観客席のお客さんを見ていたら、急に「なんだ、麻里がちょっと大きくなったくらいの子たちなんだ」と思えた。すると、途端にスッと心が楽になったんです。もし娘を育てていなかったら、どうなっていたかな?江頭(2:50)君みたいな男向け芸のスペシャリストになっていたかもしれないですね。


娘の麻里がまだ小さいころ、僕は仕事があまりなくて、毎日、一緒に家にいて、麻里を笑わせることに命を賭けていたんです。お笑い芸人が娘一人を笑わせることもできなければ、この先、売れるわけがないと思ったから。


僕はMなんだよ。いじめられると、どんどんパワーが出てくる。


小堺(一機)くんがラジオの生放送なんかで突然、無理難題なモノマネを振ってくるわけ。「はい、大滝秀治」とか、「次、宇津井健」とかって、いままで誰もやったことがないような人をやらされる。僕はそれを苦し紛れにやっていくうちに、どんどんパワーアップして面白くなってきた。だから、小堺くんに感謝している。


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