長谷川聰の名言 一覧

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長谷川聰のプロフィール

長谷川聰、はせがわ・さとし。日本の経営者。川崎重工業社長。慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了後、川崎重工業に入社。執行役員、車両カンパニープレジデント、ガスタービン・機械カンパニープレジデント、常務、副社長などを経て社長に就任。主な受賞歴に、第19回地球環境大賞。

単に収益性だけを追求するならカンパニー長はリストラを優先するかもしれない。しかし、川崎重工が目指すのはそちらではない。2020年の売上間経常利益率の目標を5%というのは、将来に向けた種まきをしっかりとしたうえで達成しようというものだ。


「ものづくりの意識」を変えていかなければならないのだ。当たり前だが、技術主導でいいものを作っていれば売れるという時代ではない。用途開発までを手がけるくらいの意識が必要だ。


赤字ということは、顧客に価値を提供できていないことと同じ意味だ。将来にわたり可能性を見いだせない事業は選別していくことになる。


新事業でうまくいくのは10のうち3つくらいだろう。だが、不振だからといってやめてしまえば、何十年か後に会社を支える柱がなくなってしまう。目先の収益のために投資や研究開発を絞らざるを得ないとすれば、それはメーカーにとっては危険な兆候だ。


リーダーは、方向を示せばいいと私は思っています。あのときの(入社したころ所属した、防衛庁にしか納品していなかったジェットエンジン事業部の)事業部長も、民間に出ていくと方向を示しました。あとは下がプロモートするのです。トップはどこに行くんだということを示すことが、一番大事なのではないでしょうか。


私が入社したころのジェットエンジン事業部は、売上が約50億円で、防衛庁のエンジンしかやっていませんでした。そのときに、これだけじゃダメだと、民間のエンジンと産業ガスタービンという発電に出ていく判断をして2つの事業を立ち上げました。40年近くやってきて、いまは1500億円規模の事業に育ちました。ハングリー精神です。


伸ばしたいのはエネルギー、環境です。いろんなカンパニーの知的資産をいかに集めて、次の提案につなげるか。エネルギーというのは資源そのもので、地域的に偏在しています。ただし、自然エネルギーに近いものは、みんな平等に持っています。要するに、エネルギーのチェーンを考えたときに、我々が一番得意のところを取りたいということで、いまハッパをかけているんです。それはたぶん20年、30年のスパンが必要かと思われますが。


インフラ関係の需要はいずれ戻ってきます。発展途上国というと、これから伸びようとしている国々がありますから。一番気になるのは量販品のオートバイですね。嗜好品の世界なので、消費者が非常に多様化しています。もっと消費の近いところにアンテナを張って、タイムリーに経営判断できるような組織構造にしているところです。


成長するためには、我々が主導して、社内にある知的資産を集める。あるいは外から技術を持ってきて、新たな価値として提供することが経営陣の役割だと思っています。


川崎重工業の強みは、知的資産がいろんなところに、たくさんあることです。そういう知的資産を活用できることが、ある意味幅広くやっている特質です。逆にそれを利用しないと専門店に負ける可能性があります。


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