鎌田恭幸の名言 一覧

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鎌田恭幸のプロフィール

鎌田恭幸、かまた・やすゆき。日本の投資家、経営者。「鎌倉投信」社長。島根県出身。東京都立大卒業後、日系・外資系信託銀行などで25年にわたり資産運用業務に携わる。その後、外資系金融会社副社長を経て鎌倉投信を設立。著書に『日本で一番投資したい会社』ほか。

いい投資とは学びや気づきによって価値観や働き方が変わり、人格を磨くもの。


先進国にはモノやサービスがあふれている。企業は非常に厳しい競争にさらされていて、社会をよりよくするようなビジネスでないと、結果として売上高は伸びても利益は出ない。


日本の株式市場や顧客とかかわる中で実感しているのは、企業にとって無形の価値がますます重要になっていることだ。目に見えない企業価値が企業の本当の強さになってきている。


中国やインドなど、モノやサービスを必要とする市場はまだ圧倒的に存在するが、日本を含めた先進諸国に求められているのは社会の質的な転換だ。規模的拡大を前提としたビジネスモデルの延長線上に未来はない。あるとしてもごく一部の、本当に力を持った会社だけ。ひとつの業種で2社も3社も成功することはないだろう。


日本は、子供がお金や経済について触れる機会、勉強する機会などをもっと増やすべきだ。お金って何なのか。より会社の経営者はどんな発想をするのか。企業との接点を増やすのはよいことだ。当社の説明会には、高校生や子ども連れの親もやってくる。小さいけれども、こんな企業も日本には存在していることを知ってほしい。


投資することによって経済や金融を学ぶだけでなく、頑張っている社長の生きざまから影響を受けることもある。よい投資は人格を磨く。自分自身が主体性を持つことにより学んだり気づいたりする機会が増えるからだ。


リストラだけでは、長期的に競争力のある経営はできない。企業と社会の利益は二項対立ではない。両者が同じ方向を向いている企業が求められるし、収益を出している企業も少なくない。企業のあり方がかなり変わってきたな、と感じている。


一昔前の企業の存在意義は利益を生むことであり、ひたすら効率性を求めていた。しかし、これからの企業は、自分たちだけが利益を得るのでなく、社会に価値を提供することが求められる。目に見える商品や財務諸表も大事だが、社員の満足や社会への貢献度合いのことも考える必要がある。


少年時代、生活は豊かではなかったけれど、精神的には貧しくありませんでした。それは豊かな自然と人に囲まれていたからです。そんな環境が、人はお金で満たされるのではないということを、私に教えてくれたんです。


社長さん達の講演では、株価や業績の話でなく、それぞれの思いを伝えていただきたいとお願いしています。そうした堅実で誠実な経営者に会って話を聞くと、投資家は襟を正し、株価ではなく事業そのものの価値で投資する大切さと誇りを感じてくれます。それは企業にとっても同じですよね。信頼は信頼で返そうと、お互いに思えるようになるのです。


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