鎌田和彦の名言 一覧

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鎌田和彦のプロフィール

鎌田和彦、かまた・かずひこ。日本の経営者。大手転職支援会社インテリジェンスの社長。神奈川県出身。慶應義塾大学文学部人間関係学科卒業後、リクルートコスモス(のちのコスモスイニシア)に入社。その後、インテリジェンス設立に携わり、取締役、常務取締役、副社長などを経て社長に就任。そのほか日本人材派遣協会会長、キャリアカウンセリング協会理事、人材派遣健康保険組合理事、多数の企業の社長・取締役などを務めた経営者。

失敗を成長の糧と考えるなら、結果だけに一喜一憂することはない。


社長に元気がないと社員の士気も高まらないから、なかば役割意識でやる気を高めているという面は、確かにあります。


成果が出ていないけれど認めてくれというのは、いつの時代でも通用しません。そんなことを許していたら、組織が存続し得なくなってしまいます。人間は自分のことは過大評価しがちなので、そういう不満を持つ人は少なくないのかもしれませんが、認めて欲しいなら、まずは仕事で結果を出すべきです。


小さな目標を設定して、小さな勝利を積み重ねていくというやり方は、壁にぶち当たったとき、乗り越えるのにも有効です。


失敗しないよう無難なことばかり如才なくやる奴よりも、リスクをとってチャレンジして、失敗しながら勉強した人間の方が、将来ものになる確率は遥かに高い。


自分にとってベストのキャリアプランが最初に用意されていて、その通りに進んでいくのが正しいと思うのはナンセンスです。人生はカーナビじゃないのだから、あらかじめ目的地を設定しておいて、そこに向かって最短距離を行くなんてできっこない。


青い鳥症候群というのは、単に仕事にコミットするまでの猶予期間を延長しているだけですから、僕は評価しません。だいたい、自然とやる気が出るような仕事や会社がどこかにあるはずだと考えること自体が、あまりに現実的じゃないし、現実と向き合えないのもまた問題です。


仕事で認められることが人生のすべてだとは僕も思わないし、遊ぶときは徹底して遊んだ方がいいですよ。


大事なのは、やる気が湧く条件を並べ立てるのではなく、どんな環境に置かれてもじっくりと腰を据えて、目の前の仕事に全力で取り組むという、骨太な働き方です。


真面目な人ほど、常に正しい選択をしなければいけないと考えるみたいですけど、もっと適当でいいんじゃないですか。放っておいたらいつの間にか解決していたというようなことも、人生にはたくさんあるのだし。


極端な話、世にある成功談のほとんどは、成功した理由を後付けしているにすぎません。つまり、確実な成功法則なんてどこにもないし、成功した経営者のほとんどは、成功を目指して頑張っているときは、目の前のことに取り組むだけで精一杯というのが現実じゃないでしょうか。


成功した人を見て、彼の成功要因をポイントで抽出するのは簡単です。じゃあ、それを同じようにやったところで、同じように成功できますか。あり得ません。すでに起こった過去を検証するのと、不確実な未来と向き合う態度は、評論家と経営者がまるで違うスタンスに立っているようにまったく異なります。


よほどの天才でもない限り、人間が理想の姿に近づくには、目の前の仕事で発生した課題をひとつひとつ解決していく、それこそ薄紙を積み重ねるような努力しかないと、いまでも僕は思っています。


ビジョンは理念は、仕事にとって大切な要素ですが、四六時中呪文のように頭の中で唱えていたら、肝心の仕事が疎かになってしまいます。だから普段はむしろ忘れていた方がいいんです。定期的に読み返して、現在の立ち位置を確認すればいいのです。


いま自分にできることは何かを考えたとき、未来は制御できないし、結局、目の前の仕事で発生した課題をひとつひとつ解決していく、それこそ薄紙を積み重ねるような努力しかないことがわかりました。薄紙ですから、いくら重ねてもそのときは成長実感なんてありません。出も続けていけば、やがては厚みが出る。そう自分に言い聞かせて、足元の現実に向かい合うようにしたら、それまでの自分をある程度評価できるようになったんです。


ビジョンは理念は、精神論ではなく技術によって対処することが、現実の仕事の能力を高めることにもつながるのです。


仕事はメチャクチャ忙しいのに、自分が成長しているという実感がまるでなく、焦燥感ともどかしさだけが、日々募っていくんです。当時は、膝まで泥に埋まって走ろうとしても走れないという嫌な夢をよく見ました。それであるとき、飛躍願望を捨てて徹底的に現実的になろうと思ったら、そこから楽になりました。


僕の場合、たとえ球がコースを外れても、そこで腐ったり投げ出したりせず、どうやってこの窮地を脱出しようかとその都度考えながら、なんとか人生というゴルフを続けてきたから、今日があるのだと思います。


将来の展望に、何があっても揺るがないだけの確固たる信念を持っている人は別ですが、そうでない限りは10年先に目標を置き、そこから逆算で時系列的にやることを決めるような生き方や仕事のやり方は現実的ではないと思うんです。むしろ人生というはゴルフコースでは、最初からホール一点に狙いを定めるより、およそこっちの方向という程度の感覚でクラブを振るほうがいいのではないでしょうか。


先を見ようとする努力や、何年後にはこうなっていたいというビジョンを持つことは、もちろん大切だと思います。「もっと世の中に価値あるものを提供したい」とか「財務諸表以外の部分でも会社の体力を高めたい」といった抽象度の高い目標なら僕にもあります。ですが、あまり具体的なことを決めても、ときが経てばビジネス環境も、自分自身の実力も変化します。そうしたら、やりたいことも、やれる範囲も変わってくるでしょう。


ほとんど行き当たりばったりです。遠い先に自分はこうなるんだという明確な目標を置いて、そこに到達するための道筋を細かく設定する。そんなカーナビのようにはいかないのが、人生ですから。


周りから評価されないと嘆くよりも、失敗やストレスやプレッシャーの耐性の強い自分になるということを、絶対的な評価軸として自分の中に設定しておくのはいい方法かもしれません。


大人が小学生とゲームをやって負かしても、嬉しくないのと同じで、あまり簡単に上手くいくような仕事だと、逆にやる気が出ないと思いませんか。僕は、なかなか達成できず周りからも認めてもらえない状況の方が「よし、なんとか跳ね返してやるぞ」と、俄然、アドレナリンが出てきて楽しくなります。


周囲の期待に応えるというのは、つまるところ自己確認です。ここまでやれた、以前よりこれだけ進化したと納得感を得るために、他者の承認や評価が必要だということです。


周囲の期待に応えられたときは嬉しいし、その満足感をまた味わいたいから、次も頑張ろうと意欲が湧いてきます。働くことの意味って、案外そういう単純なことなんじゃないでしょうか。お金のためや食べるためだけじゃ、それほど大きなパワーは発揮できないと思います。


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