鈴木英男(日新製鋼)の名言 一覧

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鈴木英男(日新製鋼)のプロフィール

鈴木英男、すずき・ひでお。日本の経営者。日新製鋼社長。神奈川県出身。慶應義塾大学法学部卒業後、日新製鋼に入社。人事部次長、グループ企画部長、経営企画部長、取締役総務部長、常務取締役、取締役上席常務執行役員、取締役副社長執行役員などを経て社長に就任。

下を変えたければ、まず上が変わることです。会議も、全社的に「報告のための会議」が増えていたので、まず経営会議を「発言しない人は出席しなくていい」というスタイルに変えたら、全体も変わりはじめました。


私が一緒に働きたいのは、「はい、わかりました」といって何でも黙々とこなす人ではなく、「社長はそうおっしゃいますが、お客さんのためにはならないのではないでしょうか」と議論を挑んできてくれるような人です。そうした使命感をもった人、意見がある人となら共に語り合うことができますし、志を共有することもできますからね。


若手社員はみんな真面目で、本当に一生懸命働いてくれるなあと感心しています。ただその一方で、これはスタッフの仕事についてですが「それって、仕事じゃなくて、作業じゃないの?」と感じることもよくありますね。与えられたものをただこなすのが「作業」。お客さんのためにという志をもってやるのが「仕事」です。「仕事」とは「ことを為すこと」、あるいは「しなくてはならない事」ですから。


社長室のドアも開けっぱなしにしていて、「いつでもきていいよ」といっているのですが、誰もきません(笑)。ですから、自分からフロアに顔を出します。社員は嫌がっているでしょうけど(笑)。幸い、私は人事畑が長かったので、本社にいる40代以上の社員であればだいたいわかるので、彼らに話しかける。その姿をみていて、「今度、社長室にいってみるか」と思ってくれる若い人が一人でも出てきたらいいと、期待しているんです。


「お客様のために」という志がなければ、お客様との接点がどんなにあっても、その声をニーズとしてつかむことはできません。


当社は設立当初から一貫して「お客様視点のモノづくり」を続けてきました。お客様のオフィスに自分の席があった、という社員も少なくありません。そうした当社のよき伝統やDNAを時代や環境に合わせて進化させつつ、次世代にきちっと継承していくことこそが、厳しい競争を勝ち抜いていくうえでの最重要ポイントだと、私は考えています。


もちろん新興国の市場開拓は重要な課題です。しかし、私がいまもっとも力を入れているのは、「日新らしさ」にさらに磨きをかけることです。日新らしさとはひと言でいうと、「お客様のニーズをいち早く採り入れ、それに合った商品を開発・提供していこうという志」です。


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